推しと青春始めます。【名前変換オリジナル】

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「ちょっと瑠衣くん？」



玄関に入って私は彼の手を振り払った。
応援している人にこんな事するのは苦しいけど、急に瑠衣くんが別の人みたいに見えて…怖くなったんだ。




瑠衣「柚とデートとか、マジで行くの？」



「だってそういう約束で…」






なんで急に…そんな悲しい顔をするの…






瑠衣「ダメだ」


「…どうして？」




瑠衣くんがどうしても行かせたくない理由が分からない。私達は知り合って少しのクラスメイトなのに









瑠衣「俺も椿の事もっと知りたい」




「私の事？」






え、なんで…？







瑠衣「だから！…ただのヤキモチだっつーの」





や、ヤキモチ！？！？
可愛いんですけど！！！どうしよう私すごく青春みたいな事してない！？





「そうなの？瑠衣くんがヤキモチとか意外」






可愛らしくてちょっと笑ってしまった。






瑠衣「…俺だってちゃんと男だからね」


「え？」






そう言って瑠衣くんは私の頬をつねった。





「…///」


ちょっときゅんってしちゃった…






瑠衣「ほら、部屋片付けよ？」


「うん、ありがとね！」









転校してから数ヶ月、4人と少しづつ距離を縮められたような気がした。
ひとり1人、テレビで見るみんなとは違って…






初めての高校生活に胸がワクワクした…！

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