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涙。 ページ6

あれから、若武の家で話し合いが始まり
全てが "不明"で 幕を閉じ、その日は解散することとなった。


 




「アーヤ、送ってくよ。」



「……ありがとう。」







黒木が、彩を一人にさせまいと送ると声をかける。
若武は、家の中にいる。




二人で肩を並べて、無言で歩く。








家に付くまで、ずっと言葉を交わさず。



彩が家にはいるのを黒木が見届けると、


 







「アーヤ、きっと 大丈夫。
…だから、笑ってなよ。何があっても。

アーヤには、笑顔が1番なんだからね。」









そういって、背を向けた。


彩は、その背中を見て どこか遠いものに感じる。








何だろう、どっと押し寄せる 何か がそこにはあった。









彩は、黒木の姿が見えなくなるまでそこにいた。









_____次の日。






朝に、若武から連絡があった。









『……黒木と、っ、連絡が…取れない』









頭に重いものがぶつかったような衝撃。

もしかしたら、黒木は次は自分だとわかっていたのかも知れない、と 彩は思った。





そして、湧き出る涙。






だが彼は言った。







「何があっても」

「笑顔で」







…………………









…………………

拳と拳。→←三の感情。



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菜乃 - 続き…待ってますよ? (2021年7月23日 20時) (レス) id: a631c2039c (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 続き気になっています!頑張って下さい! (2021年4月18日 20時) (レス) id: b3dc4b2f8e (このIDを非表示/違反報告)
実埜里 - これ、面白いですよ。そそられて、読むスピードが止まらなくて、好奇心を擽られます。自信を持ってください。低評価なのは、その人の押し間違いだと思えば良いんです。あなたは、文才です。更新待ってます。 (2020年7月19日 16時) (レス) id: 4da7131419 (このIDを非表示/違反報告)
ゴールド - 自信持って更新楽しみにしてます (2020年7月8日 16時) (レス) id: a978d9cb24 (このIDを非表示/違反報告)
さしみ - とてもワクワクします。更新楽しみにしてます。 (2019年11月9日 15時) (レス) id: 579ffd5296 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Trace | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/purumu/  
作成日時:2016年2月24日 13時

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