倉庫。 ページ13
「どうした?立花、」
上杉くんの声にはっとなる。
「ううん!何でもないよ。」
何だろう。
手に縛られてる縄をみた瞬間何か………
「アーヤ?」
「だ、大丈夫!
それより、ここどこ?」
「どこかの倉庫っぽいけど……」
「……皆、携帯は?」
「そんなんあったら、もうとっくに警察か来てるっつの。」
あ……、そうだよね。
私って本当………
「ここに来て最初のころ、色々探したけど窓も無いここから逃げるには、あそこしか無いみたい。」
そう、小塚くんが指したのは大きな扉。
…………あそこから逃げられたら苦労は無いよね。
「連絡の手段も、逃亡の手段も無い。
お手上げだ。」
上杉くんが、レンズの無い眼鏡に触れながら言う。
皆、捕まって何もしてなかったって訳じゃ、無いんだよね。
その時、扉の向こうから足音か鳴り響いた。
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菜乃 - 続き…待ってますよ? (2021年7月23日 20時) (レス) id: a631c2039c (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 続き気になっています!頑張って下さい! (2021年4月18日 20時) (レス) id: b3dc4b2f8e (このIDを非表示/違反報告)
実埜里 - これ、面白いですよ。そそられて、読むスピードが止まらなくて、好奇心を擽られます。自信を持ってください。低評価なのは、その人の押し間違いだと思えば良いんです。あなたは、文才です。更新待ってます。 (2020年7月19日 16時) (レス) id: 4da7131419 (このIDを非表示/違反報告)
ゴールド - 自信持って更新楽しみにしてます (2020年7月8日 16時) (レス) id: a978d9cb24 (このIDを非表示/違反報告)
さしみ - とてもワクワクします。更新楽しみにしてます。 (2019年11月9日 15時) (レス) id: 579ffd5296 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Trace | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/purumu/
作成日時:2016年2月24日 13時