episode28 ページ29
莉「っ…水瀬さんっ…！！」
「っ…！！！」
あの人達っ……歩けてる……怪我も大丈夫そうだ
る「っ…だ、大丈夫ですか……？い、息が凄い上がってますけど…」
「っ…だ、だいじょうぶですっ…」
信頼できない人に助けて貰おうなんて思わない
だから本当のことは言わない、言えない
な「っ…誰がどう見ても大丈夫じゃなさそうだよ…？俺たち、家までっ…」
「っ！来ないでっ…！！」
ジ「っ…？」
「私は信頼もしてない人に助けて貰おうなんて思いません。……貴方達が敵かもしれないんだから」
この人たちは大丈夫だと思う。生徒を守っているところを目の前で見た
それでも、それが偽りなら…その可能性はないとは言えないでしょ？
私は自分の仲間以外信じない。仲間じゃないこの人達なんて…
私は人を守るのが仕事。変な声のせいで心を動かされたんじゃない
人を守る、当たり前のことをしただけ
この人たちが特別だとか、大切なものを失う気がしたとか
それも全部勘違いだったんだ。あの変な声のせいだった
そう、きっとそうだ
莉「っ……Aちゃんっ……」
「っ…！！」
だからっ！
どうしてそんな顔をするの…！？
私から見て貴方達は赤の他人。貴方達から見てもそうでしょ？
人を守りたい、この想いは変わらない
でも、あの人達は私が本当に守りたい人じゃないんだよ。
私が本当に守りたかったひとは
“もういないから”
「っ……帰ったほうがいいですよ。怪我人がいるんだから」
息はもう落ち着いた。帰るだけ
天野にはうまく言い訳をしておけばいい
ﾀｯﾀｯ
莉「っAちゃんっ…！！！」
「っ…！？」
なに…なんで名前で呼ぶの…？
莉「し、信じてる！！待ってるからっ…俺達、ずっと待つから！！だからっ……だからっ……」
る「莉犬…」
莉「信頼してない人とかっ…そんな、そんなさ……悲しい事、言わない、でよっ……」
「…！！！」
っ……
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ
あの人達の声を聞くとおかしくなる
守らないといけない人だって、私は何故かそう思ってしまった
でもそれも勘違い
あの声も、変な感情も、変な映像も
全部勘違いで、全部嘘なんだよ
だって
私は知らないから＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆん - あのーここで報告する形になっちゃうんだけど「約束した未来で、また。」にコメントできなくなったんだよね、11月17日まであっちでコメントできないかも (11月10日 21時) (
レス) id: 6328f81305 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - ぞ、続編！？よっしゃっすぐ見に行きます。 (10月13日 23時) (レス) @page50 id: b40822bf8f (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - ごめんなさいこのコメントと先程の2個のコメントを消してくれませんか？よろしくお願いします。 (10月13日 23時) (レス) @page46 id: b40822bf8f (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - 私も最初は「なーくんがそんなことするはずない」「だってリスナー思い、メンバー思い、スタッフ思い、のなーくんがそんなことするはずがない」と思いました。私があの中で一番無理していたのはなーくんだと思います。 (10月13日 23時) (レス) @page46 id: b40822bf8f (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - (これはあの話が出ます。レモさんが嫌ならこのコメントを消しても構いません。では話します。)私が最初にななくんの不倫炎上の話を聞いた時は「あの優しいなーくんが...」ってなりました。YouTubeでリスナーの人達がこの炎上でいなくなってそこが一番イラつきました。 (10月13日 23時) (レス) @page46 id: b40822bf8f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レモネード | 作成日時：2023年1月22日 14時
