episode62 ページ43
Aside
「っ、…!!」
いけ、このままっ…真っ直ぐ、一直線に!!
っ…、体から力が抜けていく感覚がちゃんとある
手だって、みんなが握ってくれていなければ震えが止まらない
でも、大丈夫。絶対大丈夫。私ならできる
瑠衣「(これまでにない、凄い大きな力を感じる。…なに、なんなの…?)」
頑張ってくれっ、いけっ…あと少し__
瑠衣「あー、本気出すかぁっ…」
「!?」
なに、なんでっ…!?私の異能力が迫っているのにあんなに余裕そうな顔っ…
本気出すか…って、今までのは本気じゃない?
色々な考えが頭を駆け巡る
さ「っ大丈夫だっ!!何があっても…絶対この手は離さないっ!!」
な「俺達ならいけるっ…絶対に大丈夫だから!!あいつが何してこようと、集中してっ!!」
「…!!!はいっ!」
こ「そんなのわかってるよ!大丈夫、いける!!」
る「やってやりますっ!」
莉「あいつが本気なんだもん、俺達も全員の…7人の本気出そう!!今、できる事を!!」
っ…不安なことが頭をよぎったとしても大丈夫
あいつが異能力を放つ前に、私達の本気をぶつける
瑠衣「今までも沢山爆ぜろって、いってきたけど…ここまで炎が広がってるなら俺の異能も最大限引き出される」
関係ない…関係ない、大丈夫っ…
もう届く、今…今!一番力を込めてっ
瑠衣「まぁ、勝てる気しないし…俺はここで死ぬんだろうし。…でも、君達も道連れだよ」
!!
「っ今ですっ、今!!今までの中の、一番の力をっ!!!」
こんな場所で爆ぜろなんて言われたら…考えただけでゾッとする
私達があいつに異能を放たせない。急げ
こ「いけぇぇぇぇっ!!」
莉「届けぇぇっ!!」
る「っ間に合ってっ!!!」
な「いけっ!!」
ジ「いけるっ!!」
さ「届けっ!」
「届いてっ!!!」
瑠衣「はっ…!?(思ったよりもスピードが速いっ…言葉を放つっ、間がないっ!)」
眩しすぎるくらいの光が辺りを包んだ。それと同時に物凄い大きな音がした
それは私達の異能が、あいつに届いた事を知らせるものだった。
21人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆん - こんばんは!最高です!ありがとうございます!久しぶりに感想を書こうと思います。主人公が自分を犠牲にしてみんなを逃すのはすごいなって思いました!ちなみに43話ぐらいです。主人公強いですね。応援しています! (10月17日 20時) (レス) @page22 id: 55e7b9ecf1 (このIDを非表示/違反報告)
雪那 - やっほ!夜中にごめんね・・・やっとepisode41まで読み終わった!今週は怒涛だから、また来れないかもだけど、絶対読みに来るからね!無理しないでね!また来まーす! (10月16日 23時) (レス) @page19 id: 956d4fad93 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード(プロフ) - 雪那さん» 雪ちゃぁぁん!!久しぶりぃぃ!!そかそか、リアルが忙しかったんだね‥episode25か!私的にその後の展開まじおすすめ、私結構こだわったんよ!雪ちゃんのペースでゆっくり見ていってね!遅くても返信しにくるし、コメントもたまにでいいからくれると嬉しいな! (10月9日 18時) (レス) id: b80b2812a8 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード(プロフ) - 無月さん» バグかぁ、私も一時期そうなってたw全然ゆっくりでいいよー!一日の終わりにぜひ✨気負わないでいいよ、とかそういうコメント嬉しい‥ほんとにありがとう!物語の設定、伏線回収は結構意識してるから気づいてもらえて嬉しすぎる‥!!てか、気づくなんてすごいね!? (10月9日 18時) (レス) id: b80b2812a8 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード(プロフ) - 幸さん» まじ生きててよかったよねぇ!!私も読者側だったらそう思うわ!小説書くのは本当に楽しいw今続編作って、書いてるところだから待っててね! (10月9日 18時) (レス) id: b80b2812a8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:レモネード | 作成日時:2023年8月12日 17時