ペンダントの魔法【stpr】［6］

episode61 ページ42

Aside




なんで、急に光出して…





今までとは全然違う。…光が強い







瑠衣「っ…なに？そのペンダント」







周りの炎も忘れさせるくらい、綺麗な7色に辺りが照らされる









訳がわからないっ…なんで…？









困惑していた、その時だった












ﾋﾟｶｧｧｧｧｧ







莉「！ぇ、なに…これっ！？」







さらに強く光ったっ…！？







ペンダントの光は私の人差し指に向かって伸びた









「これっ…」








ペンダントの光が私の人差し指に集まった。







こ「……ペンダントの…魔法…」







さ「これ、俺達が前の世界でペンダントに込めた魔法なんじゃ…」









それぞれのペンダントに、私たちが持つ魔法を少しずつ込めた








それがこのペンダント








な「…ペンダントが導いてくれてるんだ」









ジ「導く…？」








な「理由があってきっと、光ってるんだ。…だから、俺達の魔法も力を貸してくれてる」







る「じゃあ、やれって、頑張れって言ってるんですね…」






ペンダントが、そんなこと…





信じられない…けど、私たちがこうやってこの世界で巡り会えたのはこのペンダントのおかげで





何回もこのペンダントに助けられてきた






“ペンダントの魔法”






私達の想いと、魔法。全てが詰め込まれたのがこのペンダント






思い出も、全部






「っ…今しかない。私、やります」








こ「！うんっ」









でも、私だけじゃ意味ない







「…あのっみんなも一緒にやってくれませんか？」







さ「え？」







困惑されるのもわかってる。でも…





「このペンダントはみんなの魔法です。…私一人じゃ意味ない、だからっ＿」






こ「わかってるよ、大丈夫！」




…！！



莉「元々そのつもり！」




る「僕達は7人で一つですから！」




さ「ちゃんと手、握っててやるし」




ジ「なんも心配せんでええよ」




な「7人で、頑張ろう、最後まで！」







「…！はいっ！」









この7人でよかった、心の底から思うよ






「っ…行きます…」






な「俺達も準備オッケーだよっ！」






今度こそ、一点に…魔力と異能を集中させて





「っ異能力;氷の誓いっ！氷華乱散っ！！」





瑠衣「…！いいじゃんっ…面白いっ！！」








全部出し切ってやるんだ。頑張った先の未来で、笑ってやる




生きてほしい、そう望まれたんだからっ！！

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