ペンダントの魔法【stpr】［6］

episode56 ページ36

Aside




瑠衣「…生きてる事が奇跡だよ。弱くても、そういうところだけ強いんだ」






な「っ…(余裕そう…俺たちはボロボロ…相手はほぼ無傷っ…これが力の差…)」







余裕をかまして喋ってる…ほぼ無傷のあいつ








瑠衣「駒が増えたところで変わらない…異能力で倒してみなよ。…あ、できるもんなら、か」







こ「っ行こうっ…僕、あいつだけはっ、許せないよｯ…」







な「っ…そのつもりっ…」







瑠衣「ふっwかかってきなっ！！」








る「異能力;雷光っ！！」






駆け出すみんな







っ…もう、いいよ…







みんなだけでも逃げてって…言ってるじゃんか






痛いんでしょ…傷






足を庇って動いてる。止血しなきゃいけないのに…そのままにしてある傷







その姿は誰がどうみても、危ない状態で。…早く病院に行かなきゃいけないほどの大怪我だ







…それは私もで。







みんな頑張ってる。でも…私は正直、もう無理なんだ






体が思うように動かない






気を張っていなきゃ、今すぐ目を閉じて深い眠りに入ってしまいそう






っ…みんな、頑張ってるのに






私が残っているからって、わざわざ戻ってきて。安全地帯で待ってるだけで良かったはずなのに







全部、私を思って戻ってきてくれた







だから、っ…私も行かなきゃいけない…戦わなきゃ







っ……集中して、動かしたいところに意識を集中させて







上手く動かなくても、努力はしなきゃ





「っ…！ぃ゛っ…あ…」




“ばたん”




「…ぁ、れ…？」




な、んで…床に横たわってるの…




「…ぃ゛っ…あぁ…」




もう、無理だ




意識が持たない





視界が徐々に暗くなる





視界の隅に映ったのはみんなの姿と、真っ赤に燃えた炎




…っ…、どう、頑張ってもっ…無理、なんっ…だ



















『諦める事は許しません』







「っ…！？」






徐々に聞こえる音と視界が暗くなっていく中で確かに、はっきりと聞こえた






ーーーーーーー
ごめんなさいっ！！


更新がこの5日間くらい全くされてなかった理由


部活が毎日、最終下校まであってその中で、勉強と両立していたので更新の時間が取れませんでした…


部活が忙しい時期で、更新が少なくなってしまうと思います



それでも、待っていてくれたら嬉しいです！三連休は更新できるよう頑張ります！

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