episode52 ページ31
Aside
な「っとにかく、ここを出ようっ!」
莉「ぇ、待って!あいつは?」
…!そうだ、確かに見てない
あの爆発で死んだ…とか?
「…爆発で、死んだのかも…私もあまり記憶がなくて…」
こ「…っでも、ここから出るのが最優先だよ…さとみくんも危ないだろうし、僕達だって時間の問題だから」
ジ「降りるのは俺の異能力でなんとかなるから、今はとにかく急ごうや」
…あいつにとどめを刺せないのは…なんか、嫌だけど
今はみんなの命優先だ
っ…私も、立たなきゃ
る「立てますか?」
「…多分…」
身体中痛いけど…
「っ…!?い゛っ…ぅ…」
…ッ…なに、この痛みっ…
感じたことないくらいの激痛ッ…
腕も、足も、指先も。全部…痛む
る「…僕が運びます。ちょっと…恥ずかしいかもだけど…我慢してくださいっ!」
「…ぇ、ちょっ…ぃ゛っ…」
やばっ…少し揺らしただけでも痛いとかっ…
る「っごめんなさいっ!痛かったですか…?」
「っ…大丈夫です、少し動くだけでも痛くって…」
こ「っ…慎重に行こ。炎がやばくなったら、僕が水で消す」
「でも…異能力、使いすぎちゃったんじゃ…」
こ「仲間のためなら、また倒れたってへーきっ!」
「…!!」
……眩しい
こんな仲間の為に、自分の身を削れる人達は中々いないよ
莉「!あっち、あっちの方はまだ通れそうっ!!」
ジ「結構狭いな…無理そうやったら言ってな!異能力で浮かすから!」
出口まであと少し…
な「いける!、こっからなら、あっちのビルに飛び移って…そこから下に降りれそう」
こ「でも、誰か背負ってたりしたら危ないんじゃ…」
莉「!俺、異能力の獣化で身体能力上がってるから…1人くらい抱えたままでもいける!」
る「僕は、Aちゃんくらいなら全然抱えたままでも平気です!」
ジ「ほな、さとみは莉犬に任せた!」
莉「りょーかい!」
あと少し。もう少しで出れる
でも、そう簡単にいかないのが現実なんだ
??「”爆ぜろ”」
!?この、言葉っ…
「待って、みんなっ…!!」
だめ、この爆発にだけは巻き込まれちゃいけない
こ「え?」
莉「!?ぇ、なにっこれ…!?」
その声聞いて、大きい音と共に体が強く、床に打ち付けられた
21人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆん - こんばんは!最高です!ありがとうございます!久しぶりに感想を書こうと思います。主人公が自分を犠牲にしてみんなを逃すのはすごいなって思いました!ちなみに43話ぐらいです。主人公強いですね。応援しています! (10月17日 20時) (レス) @page22 id: 55e7b9ecf1 (このIDを非表示/違反報告)
雪那 - やっほ!夜中にごめんね・・・やっとepisode41まで読み終わった!今週は怒涛だから、また来れないかもだけど、絶対読みに来るからね!無理しないでね!また来まーす! (10月16日 23時) (レス) @page19 id: 956d4fad93 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード(プロフ) - 雪那さん» 雪ちゃぁぁん!!久しぶりぃぃ!!そかそか、リアルが忙しかったんだね‥episode25か!私的にその後の展開まじおすすめ、私結構こだわったんよ!雪ちゃんのペースでゆっくり見ていってね!遅くても返信しにくるし、コメントもたまにでいいからくれると嬉しいな! (10月9日 18時) (レス) id: b80b2812a8 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード(プロフ) - 無月さん» バグかぁ、私も一時期そうなってたw全然ゆっくりでいいよー!一日の終わりにぜひ✨気負わないでいいよ、とかそういうコメント嬉しい‥ほんとにありがとう!物語の設定、伏線回収は結構意識してるから気づいてもらえて嬉しすぎる‥!!てか、気づくなんてすごいね!? (10月9日 18時) (レス) id: b80b2812a8 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード(プロフ) - 幸さん» まじ生きててよかったよねぇ!!私も読者側だったらそう思うわ!小説書くのは本当に楽しいw今続編作って、書いてるところだから待っててね! (10月9日 18時) (レス) id: b80b2812a8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:レモネード | 作成日時:2023年8月12日 17時