episode39 ページ17
Aside
「………」
ただ、目を見開いてしゃがみ込んでいた
瑠衣「…全員揃ったみたいだね」
っ…炎の中突っ込んでまで来るなんて…私に任せてくれてればよかったのに。
第一、私たち喧嘩してたじゃん…それすらも忘れちゃいくらい優しいみんな
ジ「全員揃って俺たちやし…なーくんも返してもらうで」
瑠衣「別に…できるんだったら良いけどね。…助けるのが先か、炎に飲まれて死ぬか。
一体どっちが先なんだろう…あ、俺に殺されるって言う選択肢もあるのか!」
こ「…別に…僕達に負ける選択肢ないし」
瑠衣「強気じゃん。あ、さっきまでへたばってた水色髪じゃん」
‥ころんくんは本当にもう動けるのかな…
瑠衣「まぁ、こういうのは先手必勝。攻撃してこないなら、俺から行くから」
さ「っ!!異能力:そよ風」
瑠衣「…ふっ…戦い方も何にも変わらないね」
戦いがここで始まった
炎の中じゃ思うように異能力を使えない
かと言って、外で戦うのは…
『先に行ってなさい』
「…っ…」
…私には…”その考え”しか浮かばないよ。
前までは何で勝手に言っちゃうのって、どうして突っ走るのって…
それしか思わなかったけど…やっとわかったよ
こういう気持ちだったんだね、”お母さん”
…やると決めたからには、行動に移そう
このまままっすぐ進めば窓ガラスがある。結構大きめのね
やろう。
「みんな!!避けて!!!」
さ「!?何する気だ!?」
「異能力:冷結冷華」
シャィィン
瑠衣「っ!!また氷漬け…?これ溶かすの大変だから嫌いなんだよねぇ…何する気?」
また少しの間動けなくしよう
その間に
「なーくん達を抱えてください」
莉「え?何しようとしてるの…?」
「天野と、お父さんもお願いします」
ジ「ぃや、抱えるのは良いんやけど…何するつもりなん…?」
大丈夫、ちゃんと抱えられてる
「…異能力:氷柱」
パリーンッ!!
こ「な、何で…窓ガラス割って…」
そしてここから…
「異能力:氷坂」
氷の緩やかな坂を作って、地上まで繋げる
る「…!A、ちゃん…まさか…!!」
「……」
“これで、みんなは逃げれる”
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ゆん - こんばんは!最高です!ありがとうございます!久しぶりに感想を書こうと思います。主人公が自分を犠牲にしてみんなを逃すのはすごいなって思いました!ちなみに43話ぐらいです。主人公強いですね。応援しています! (10月17日 20時) (レス) @page22 id: 55e7b9ecf1 (このIDを非表示/違反報告)
雪那 - やっほ!夜中にごめんね・・・やっとepisode41まで読み終わった!今週は怒涛だから、また来れないかもだけど、絶対読みに来るからね!無理しないでね!また来まーす! (10月16日 23時) (レス) @page19 id: 956d4fad93 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード(プロフ) - 雪那さん» 雪ちゃぁぁん!!久しぶりぃぃ!!そかそか、リアルが忙しかったんだね‥episode25か!私的にその後の展開まじおすすめ、私結構こだわったんよ!雪ちゃんのペースでゆっくり見ていってね!遅くても返信しにくるし、コメントもたまにでいいからくれると嬉しいな! (10月9日 18時) (レス) id: b80b2812a8 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード(プロフ) - 無月さん» バグかぁ、私も一時期そうなってたw全然ゆっくりでいいよー!一日の終わりにぜひ✨気負わないでいいよ、とかそういうコメント嬉しい‥ほんとにありがとう!物語の設定、伏線回収は結構意識してるから気づいてもらえて嬉しすぎる‥!!てか、気づくなんてすごいね!? (10月9日 18時) (レス) id: b80b2812a8 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード(プロフ) - 幸さん» まじ生きててよかったよねぇ!!私も読者側だったらそう思うわ!小説書くのは本当に楽しいw今続編作って、書いてるところだから待っててね! (10月9日 18時) (レス) id: b80b2812a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レモネード | 作成日時:2023年8月12日 17時