ペンダントの魔法【stpr】［6］

episode37 ページ15

Aside




「っ…天野っ、なーくん、お父さん！」






大丈夫だ…あとは運ぶだけ







る「っAちゃんっ！」







「…！るぅとくん…」







る「手伝うことはっ！？早くしないと、あいつも動き出しちゃいます！！」








…やっぱり、氷漬けじゃあまり意味ないか








「3人を運んでください、少しでも炎が無いところへ…！！」







る「わかりましたっ！」







早く外に出なきゃ…良い道ないかな







このまま真っ直ぐきた道を戻れば、あいつがいる









る「っ…！あつっ…！！！」








「…！？大丈夫ですかっ！」








る「大丈夫です…炎が当たっただけです…」








…どんどん炎も広がってる







「…！あそこ…！」







右に進めば、良い感じに荷物が積み重なってる。その上はまだ通れそう








あっちに行こう。その方が近い








「るぅとくん、あっちです。あっちにみんなを運びましょう」








る「！おっけーです」








ﾀｯﾀｯﾀ…







3人だから、少しずつ運んでる。ちょっとずつしか進めないけど…まだマシなはず









る「…この荷物の上通って行く感じですか？」









「はい…大変かもしれないけど、頑張りましょう」








ﾀｯ…ﾀｯ…







難しいな…荷物の上だから足場が安定しない








る「…！Aちゃんっ！！！！」








「…ぇ？」







なに？どうしたんだろう…







る「っうし＿」









？？「今度は逃げ道変えるとか…汚い手使うなぁ」









「…！！瑠衣っ…！！！」








瑠衣「名前覚えてくれたの？ありがとー！嬉しいなぁ」








氷が溶かされたんだ…！！るぅとくんっ…








る「っ、異能力:雷光！」







瑠衣「無駄だよ」








る「…！！(なんでっ…僕の方を見てないのに…簡単に避けられたっ…)」








瑠衣「……もしかして、怖いの？w」





「…は…」





…っ、怖いに…決まってんじゃんか






瑠衣「あの日と重なるんでしょ？…君も、お母さんのようにここで死んじゃうんじゃない？」





？？「そんなの俺たちがさせるわけないじゃん」




？？「無事か？」






「…ぇ、なんでっ…」







る「ぇ、莉犬…？え？」





莉「ふふん！俺、ちゃんと異能力…使えるようになったよ！」





莉犬くん…




？？「ちょ、俺たちもいるで！」





さ「！ころん！！」






「…みんな…」





“全員、揃った”

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