ペンダントの魔法【stpr】［6］

episode23 ページ1

るぅとside





倒せない




目の前にいる敵が強すぎる






水でなきゃ死なない…と思う






だって、攻撃したって傷がつくだけで…倒れない







ころちゃんの異能力が唯一の頼みだったけど…使い過ぎて倒れてしまったから







…最上階に、なーくんがいる






それだけは確かだから、






莉犬に先に行ってもらった





暴走しないかだけすごく心配だけど






また、助けてみせるから。安心して行ってもらおう






なーくんを助けるのが最優先だからね








さ「！！るぅと！！避けろ！！！」






る「へっ…？」






Dole「異能力:雷光」







！！完全に、油断してた






電気…すごく早い。避けれない






殴られる、電気が…っ…死ぬ＿＿







？？「ぅわぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！！！」








る「えっ…？」









Dole「…………」







ｼｭﾝ…








さ「…はっ…？」






ジ「え、…へ？な、んで…急に消えたん…？」









…誰かの叫び声と同時に、人形が消えた







全部…消えた







さ「…意味、わかんねぇ…」






ジ「っでも、消えたんやったらすぐに上に行かんと！！」






る「！そうだ、莉犬…！暴走しちゃってるかもしれないです！」





さ「！そうだ…行こう！！」









ー最上階ー





る「…ぇ…」





そこを見て、僕は絶望…というか、頭が真っ白になった







情報量が多すぎるのもあるけど、






だって…



















ここは、燃えていて。なーくんもいて。他に人も居るから










莉「っ……うぅ…」









る「！！？莉犬っ！！」








頭が追いつかない…なんで？何がどうなった？








さ「っ莉犬、しっかり！！！」







莉「っ…あ、…っち…なぁ、くん…が……」






ジ「待っとって、俺が行ってくる」








？？「簡単に行かせるわけないじゃん」








ジ「！なんや…お前…」








？？「んー、君の仲間を攫った張本人。…君たちの絆を壊した張本人でもあるかな？」







…！！あいつが、なーくんを…







でも、絆を壊したって…どういう事…？







？？「もう少しだよ。…面白い時間がやってくる…！！」








…その意味のわからない発言が、わかるようになるまでにそう時間は掛からなかった



















「…っ…なに、して……」






？？「っふ、待ってたよ？」

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