【黒バス】貴 「…この世界で、私が生きる価値なんてないし」そう言った君の瞳を俺／僕／私は忘れはしない【中学編】

Live Hope：１３ ページ16

赤司side






保健室に連れて来たはいいが…


先生がいない！！←




Aもそろそろ寝かせたほうが良さそうだし…


赤司「A、そこのベッドに寝て」


貴「…ハァ……ハァ」





顔は赤く、いかにも辛そうな顔をしている




僕は彼女を抱きかかえ、ベッドに寝かせた









……………









こ、この後どうすればいいんだ！？；；


えーと…；確か、タオルみたいなのを水に浸して額に当てていたな






えっと…た、タオル…；




ガサガサ ゴソゴソ


あった！！；



これに水を浸して……







ペタッ


ふう……これで良し！！






赤司「どうだい、A。気持ちいいかい？」


貴「ん……うん…冷たくて気持ちいい……」


赤司「それは良かった。あ、Aは寝てていいよ。先生にはちゃんと言っておくから」


貴「…うん……ありがと……それじゃあ、おやすみ………」


赤司「おやすみ」







スースーと吐息をたて、すぐ寝てしまった



そんなに疲れていたのか？


まぁ…しばらく僕がここにいれば問題はないだろう






あとはテツヤ辺りが来てくれれば……






ガチャ


お、テツヤか？









黄瀬「赤司っちー！こんなとこにいたんスか！探したっスよ！」


赤司「黙れ駄犬」←


黄瀬「突然の言われよう！(泣)」






ちっ……駄犬か…←
使えねぇな……←




黄瀬「…あ、Aっち、どうしたんスか？」


赤司「あぁ、風邪をひいていたらしくてな。今ここまで運んだんだ」


黄瀬「そうだったんスか…あ、皆に伝えてくるっスね！」


赤司「ありがとう」




なんだ、なかなか使えるじゃないか←

駄犬にしては←





黄瀬はAの様子を確認しながら、保健室を出ていった





A…大丈夫かな




風邪ひいてるのになんで学校に来たんだ…


悪化するだけじゃないか




赤司「全く…君は本当に無理をするな……」






あまり無理はしてほしくないんだ…



貴「…んぅ」


あ、起こしてしまったかな？









貴「…和君……」

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