【誕生日作品】赤い薔薇を君へ.【赤】

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「り、うらく..どーゆー意味？」



「ふふ、かわいいWなんでもない、気になったら調べてみなよ、またね、今日はありがとう」



そう言って君を抱きしめていた手を優しく離す



そうすると君は名残惜しそうにりうらのシャツの袖を掴んだ



「今日はもうちょっと一緒にいたい...です、」



語尾がだんだんと小さくなっていく君



そーゆーところも可愛くて離れたくなくなってしまう



「..ん、じゃあ近くの公園でも行こっか」



公園のベンチに二人で腰を下ろして



いつもの他愛もない話で盛り上がる



こんな日々がいつまでも続きますようになんて願いながら、



告白したとき以外、まだ君に面と向かって好き、と伝えたことはない



少しだけ照れくさくて、なかなか言えないから、



だから赤い薔薇をプレゼントしてる



I love you.



赤色の薔薇の花言葉、



俺色に染まった薔薇は持っていてもりうらの気持ちはきっと伝わってないんだろうな、

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