【誕生日作品】赤い薔薇を君へ.【赤】

🐥 ページ2

放課後になって廊下が休み時間よりも騒がしくなる



人混みに紛れていた君を救い出していつものようにいつもの通学路を一緒に歩く



「...あ、そうだ...りうらくんにプレゼントがあって、！」



「ん？え、ほんと！？」



そう言うと君は更に笑顔になってきれいに包装されたプレゼントを渡してくれた



「はいっ、！改めてお誕生日おめでとう！」



君がそう言った途端に包み紙を開けてプレゼントを取り出す



開けた瞬間キラッと輝くようなものが見えた



宝物を触るように大切に手にとってみる



「！！ネックレスだ...」



「へへ、りうらくんに似合うかなって思って、！」



＿きっと理由はそれだけだよね



嬉しい反面すこし悲しさが頭をよぎる



君は知らないよね、



ネックレスを誕生日にプレゼントするときの意味だなんて、

🐥→←🐥

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す