23.久しぶりの夢ノ咲だね。 ページ26
「おはようございます、紗蘭さま」
『おはよ、弓弦。久しぶり…?』
「ええ、一ヶ月ぶりでございますね」
『わあ、慣れるとそんなに時間が早く感じるんだ』
「そうですか。こちらは紗蘭さまがご不在で、学院中が大騒ぎでしたよ」
『まじで?愛されてる感あるわ』←
「のんきなことをおっしゃらないでくださいまし、生徒会は大変だったんですから」
『え、何で?』
「どうして紗蘭さまが居なくなったのか、いちいちお答えしてまして」
『あーね。乙』←
「…」
『ごめんて』
「…着きましたよ」
『前も思ったけど近いね』
「まあ、半径1km圏内ですから」
『すげぇ』
「紗蘭!」
「久しいな。元気だったか?」
「ボクの他に主人作ってないよねっ、紗蘭のご主人様はボクだけなんだからね!」
『姉様、副会長、桃李…!お久しぶりです、特にこれと言った病気も大きな出来事もなく、のんきに暮らしておりました』
「病気してたら私のところに連絡きてるはずだからね…」
『うん。そういえばさ姉様。私姉様の仕事量が多すぎて過労気味だって聞いてきたんだけど…姉様元気じゃない?』←
「ああ、その説明は"Knights"に任せてあるからね」←
『えっ』
「今は王さま居ないんだけどぉ…まあいいや。紗蘭、ちょっと来てもらうよぉ?」
『え?』
「大丈夫ですよ紗蘭お姉さま、私たちがescortいたしますから♪」
『ごめんどの辺が大丈夫なのかさっぱりわかんねぇ』
「とにかく、今はアタシたちについてきてもらっていいかしらァ?」
『…嵐ちゃんがそう言うなら。』
「それでいいの。ほら、早く歩きなよぉ?」
『うん、わかった。わかったけども一ついいかい?』
「いいわよォ。どうしたのかしらァ?」
『あの、何で司くんはまた凛月を…よりによって足を持って引きずってるの?』
「あう〜、あうあう?」
「あら大変だわァ!司ちゃん、アタシが代わるから、紗蘭ちゃん頼んだわよ!」
「はい、よろしくお願いします…!」
『…変わってないねぇ』
「はい?」
『レオくん先輩が帰ってきたときもこんな感じで…懐かしいなって。』
「ああ、あのときの…言われてみれば、そうですね」
「たしかに懐かしいけどぉ、早く歩いてくれない?俺だけ先で待ってるの、嫌なんだけどぉ?」
『あ、いずみん先輩すみません!』
「ほら、走って走って〜。」
「凛月ちゃん!起きて!」
「ん、んん…?」
『えっと…講堂?何でここに来たんですか?』
24.何で講堂なんだろうね。→←22.明日の時間を決めようね。
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紫陽花(プロフ) - 鹿乃詞音さん» ありがとうございます!!もっと茨の夢が増えるといいですね!楽しく読んでいただいてありがとうございます!更新頑張ります!! (2018年1月10日 17時) (レス) id: cd00c1a136 (このIDを非表示/違反報告)
鹿乃詞音(プロフ) - 初めまして!まだ数が少ない茨の夢を探していたらここにたどり着きました。楽しく読ませていただきました!更新楽しみにしてます! (2018年1月9日 22時) (レス) id: d6ee02f425 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - ユキさん» ありがとうございます!!私も茨が好きすぎて毎日があんスタ日和でございます←← (2018年1月9日 6時) (レス) id: cd00c1a136 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - ごめん、茨大好き過ぎてヤバイ。好き。←←←←更新楽しみにしてます! (2018年1月9日 4時) (レス) id: 6c0f05bafb (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - 夢藍さん» こちらこそ見つけていただきありがとうございます!これからも頑張ります! (2017年10月28日 8時) (レス) id: cd00c1a136 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年10月16日 18時