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◇
「あっ、エース、クン」
「よっ。エペル、昨日ぶり。絡まれてたみたいじゃん。助けてやろうと思ったけどいらない世話だったみたいだな。そっちは……Aで合ってる？」
『っ……』
エースと目が合ったAは咄嗟にエペルの後ろに隠れる。
昨晩、入学式会場で出会ったエースが目の前にいる。
式典服のフードがない今、Aには彼の顔がハッキリと見えており、Aの心臓はバクバクと激しく動いていた。
エースはエペルの後ろに隠れたAを、エペルの肩越しに覗き込むとニヤリと笑みを浮かべる。
「へえ、昨日は顔見えなかったけどこんな顔してたんだ。結構可愛いじゃん」
『っ……！』
可愛いと微笑まれたAは、ぼんっ、と音と煙が出そうな程顔を赤くする。
Aは背を向けると、エースから逃げるように教室に飛び込んでいった。
「え、なんで逃げんの？」
「エースクンが馴れ馴れしすぎるから怖かったんじゃない、かな」
「えー、オレ普通だったくね？ 逃げられるのとか納得いかないんだけど」
教室に飛び込んだAは待っていてくれているジャックの元に駆け寄ると、彼のフサフサの尻尾に飛びついた。
「おい、戻ってくるなり飛びついてきてなんなんだ」
『助けてジャック……！ エースがカッコ良すぎて辛いっ……！』
「は？ カッコいい……？ エースって誰だよ」
Aは顔を真っ赤に染めたまま、ジャックの尻尾に抱きついていた。
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ここ(プロフ) - 蘭さん» 蘭さんコメントありがとうございます！お友達との作品を面白いと言っていただけてとても嬉しいですっ^ ^これからも楽しんでいただけるように頑張ります(*^_^*) (2021年7月8日 8時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - やっぱり面白い！素敵な作品をありがとうございます！！他の作品と一緒に頑張ってくださいね！ (2021年7月8日 0時) (レス) id: abaf78baee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2021年7月6日 14時
