【マギ】臆病少女 (ページ8)

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ちゅんちゅんと可愛らしく静かな鳥の声で私は目が覚めた

ジャ｢おや､目が覚めましたか？おはようございます｣

｢ｯ…あ…､おはよ…う…｣

ぺこりと頭を下げるとジャーファルは私の頭を撫でてくれた

嬉しかったけど
また夢のせいで昔のことを思い出したから気分はよくなかった

ジャ｢今日は紹介したい人がいるんです､大丈夫ですか？｣

その言葉に私は黙って頷いた

ジャ｢ふふ､では行きましょうか｣

ジャーファルは私の手をとりどこか部屋に向かった

ジャ｢入りますよ｣

シン｢あぁ｣

シンの言葉で私はジャーファルに手を取られたままその部屋に入った

シン｢よく眠れたか？おはよう｣

｢おはよう…シン｣

シン｢今日はな､八人将とうちにいる食客を紹介したくてな｣

｢…うん｣

どんな人がいるのか分からない､俯いているから

もしかしたら冷たい目で見られているかもしれない

だって私はシンドリアの人を殺したことがあるから

恨まれているかもしれない

？｢お前s｢ごめんなさい…ｯ｣え…？｣

誰かが私に声をかけようとした

何を言われるのか分からない、怖い

｢ごめんなさい､ごめんなさい､もう人を殺さないから許して､私を殺さないで､お願いだから､ごめんなさい､私を売らないで…ごめんなさいｯ｣

私は泣きながら叫ぶように言った

ジャ｢A｣

ジャーファルの私を呼ぶ声さえ私は怖いんだ

｢ｯ…ごめんなさい､ごめんなさい…ぃｯ｣

？｢…何を怯えてるのか知らねぇが俺らはそんなことしねぇよ｣

私の目の前にしゃがみ私の顔を覗き込む人

その人の目は優しかった

？｢俺はシャルルカン､お前の名前は？｣

ニコッと笑って聞いてくれた

｢わ…私は……A…｣