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1話 ページ3






岩「おい斉藤、てめぇまた昼飯 カロリーメイトだけだろ」


 『げっ、なんで分かんの?』



部室で着替えていると、岩泉が俺の頬を片手で握る。


いや、俺今 上半身裸なんすけど。


部活をみっちり3時間やった後、しかも制汗スプレー使う前の汗臭い俺。


あんま近づくなって。ベタベタしてっから。



及「斉藤ちゃん、か・ば・ん」


松「勉強できるくせにこういうとこ抜けてるよな」



及川がウィンクをしながら俺の鞄を指差す。


なんだその顔 潰すぞ。


俺もつられて鞄を覗くと、食べ終わりで空のカロリーメイトの袋が乱雑に放り込まれていた。


なるほど、だからバレたのか。


捨てとけばよかったと後悔するけれど、教室のごみ箱に食品関係のものを捨てるのは禁止だ。


かといって、わざわざ中庭のごみ箱にいくのも面倒くさい。



 『まーいいじゃんか。結果的に俺今生きてるんだしさ』


岩「だからテメェはいつまでたってもパワーがつかねぇんだ!」




頬を握る手に力が込められる。



 『いってぇ!痛てぇってば! 放せ!』


花「ブフォッ、キレーな顔がブサイクになってんぞ」


岩「今日もちゃんと夕飯食えよ!」



岩泉は俺の母ちゃんかよ…と言うと、岩泉は分かりやすく眉間に皺を寄せた。


ほんと及川に似てきたな、だそうだ。


全く以て不本意である。



松「おい もう帰んぞ。外が真っ暗だ」


 『うわホントだ…、岩泉が説教するからだよ』



掴まれて赤くなった頬を撫でながら外に出る。


途端、熱気の籠った部室に冷気が入り込んだ。


春の夜、虫の声が聞こえる。



__本当、ここは心地良いな



にやけた口元を隠すためにジャージに顔の下半分を埋める。


ずっと、ここにいてぇ。















 

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作者名:Lie麦マFin | 作成日時:2019年6月8日 16時

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