6話 ページ6
『エマ!今すぐ行くからッ何処にいる!?』
帯を急いで取り浴衣を脱ぐと叩かれた。
『イッタ!レディーに何すんだよ?!髪の毛セットしてあんだろ!』
「うっせぇー!女なら男の前でいきなり脱ぐな!」
『しょうがねぇーだろ!急いでんだよ!!』
私はジャージに着替え、
特服に着替えた圭介の後ろに乗りエマの言った場所を目指して走るとそこには大勢の不良が居た。
「お前はアッチ行ってろ。女を守れ。」
指された方を見ると泣きそうなエマにヒナちゃんがいた。
一目散に走りエマを力いっぱい抱きしめた。
『エマッエマごめん私』
「ケンちゃん頭、殴られたのにッ後ろから!
なのに今あそこで喧嘩しようとしてるのッ」
エマの指さす方を見るとふらつきながらも多数を相手にしているドラケン君が見えた。
生きてる…、まだ生きてる!絶対死なせないッ今度こそエマを悲しませない。
「待ってA!危ないよ!!」
『大丈夫、私強いの知ってるでしょ』
乱闘の間を縫ってドラケン君の元に急ぐ。
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作者名:らいあ | 作成日時:2021年10月18日 17時