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侵入者 ページ22

太宰目線
 脱獄ゲームが始まり、数分経った。
目の前の女の子────みことちゃんは二人、と言った。
つまり、侵入者がまだ居る、という事だ。
「わわっ!なになに!?」
「成程……。ドストエフスキー、厭な手を打ってきたか……」
侵入者の正体は中也だった。
中也は吸血種に変えられていた。
「あの人って重力を操作できるんだよね?」
「嗚呼……。最悪だよ……。」
みことちゃんは後ずさる。
だが、私は彼女の秘密を知っている。
彼女は本に書き込まれ、その存在を復活させた。
つまり、元は魔法少女ではなく魔女だった。
しかし、何者かの手により、彼女は復活し、こうして私たちの前に姿を現した。
しかし、彼女はそんなことは知らない。
「……彼女、面白いね……」
みことちゃんはそんなことも知らずに興味津々に近寄っていく。
「みことちゃん!離れるんだ!」
その声と同時にシグマ君がみことちゃんを後ろに引っ張る。
「……別人みたい……。」
「気をつけろ、噛まれたら吸血種になる。」
みことちゃんはくすくす笑うと反対側に向かって歩き出した。
「包帯のお兄さん、作戦があるんでしょ?だったら、さっさと向かおうよ。それで、相手をぱぱっと倒しちゃうの。」
「さて、行こうか。シグマ君。」

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作者名:柚希 | 作成日時:2023年8月24日 14時

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