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シグマとみこと ページ20

シグマ目線・夢主出てきません。
 私はムルソーの中を太宰と歩いていた。
その時に、女の子の声がどこからが聞こえてくる。
『お兄さん、こっちだよ。ふふっ、こっちこっち。』
「誰だ…?」
『あの二人に勝ちたいんだよね?私が勝てる方法、教えてあげよっか?』
当たりを見回しても誰もいなかった。
放送室から聞こえるのかと思い、太宰にも聞いてみる。
「女の子の声?聞こえないよ?」
『だって、私はシグマ(お兄さん)にしか話しかけてないもん。私なら、勝てる方法知ってるよ?ふふっ』
楽しげな声は響いたままだ。
勝てるならなんだってする。
『それはね、邪魔する人全員消しちゃえばいいんだよ。そうしたら、お兄さん達の勝ちだよ。どうかな?』
「お前も私を利用するのか?」
少女はクスクスと笑い、こう続けた。
『利用だなんて考えてないよ。これは共同実験なんだよ。邪魔する人を消したら、どうなるか知りたくない?って、知らない人に話しかけられたらビックリしちゃうよね。私は瀬奈みこと。よろしくね』
純粋さの中に悪意を感じる、そう思った。
『でも流石に、そっちの人に不思議がられちゃうよね。じゃぁ、姿見せよっかな。』
瀬奈みことは私と太宰の前に姿を現した。
「さて、どうしよっか?」

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作者名:柚希 | 作成日時:2023年8月24日 14時

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