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26話 《mfmf side》 ページ27

聞き間違いかと思った

目の前にいる彼女が、はっきり口を動かして、俺を見て、俺の名前を呼んでいる


それはいつだったか…夜の公園で聞いた、あの綺麗な歌声と一緒の声だった


ま「ぇ、え?!声…出るようになった、の?!」

そ「お前が倒れた時、思わず名前を呼んだら出てたんだってさ」

『病室、の先生に、聞いたら
いい刺激、だったらしくて』


『まふくん、の、おかげ』


さっきとは真逆の華やかな笑顔



それを見て次は僕が泣く番だった…

.
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『大丈夫?』

ま「ぅ、ん…大丈夫大丈夫」


そ「2人して泣くとかw」

ま「仕方ないでしょ!もう…そらるさん涙枯れてるんじゃないですか!?」

そ「いやいやいや」


『ふふっw』

『やっぱり、2人で、いないと、そらるんも、寂しそうにして、たよ』


ま「ほんとですか!いや〜俺愛されてる!」

そ「調子に乗るな」


そ「というかA、そろそろ喉休めな」


そらるさんにそう言われると再び頷く彼女

そう言えば話してた時も途切れ途切れだったし…まだ完全に治ったって訳じゃないのかな


そ「使ってなかった喉を急に使うと良くないらしい」


黙っている僕を見て察してくれたのか、そらるさんが説明してくれた


ま「あー。僕らが歌う前に発声練習するみたいな感じですか?」

そ「そうそう」




ま「じゃあ、だんだんね」


〘話す練習付き合ってね〙


ま「もちろん」


僕なんかでよけれらいくらでも付き合うよ

それで、安定してきたら君に言いたいことがあるんだ






だから、もう少し…我慢するね



.

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LiLiKa(プロフ) - ちょこ2(パソコン変わりました≪元ID 5ad0b4ef6a≫))さん» ありがとうございます!最近どのお話も全く手がつけられてないのですが、また時間が空いた時に描きたいですね! (12月14日 11時) (レス) id: 5f05194811 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ2(パソコン変わりました≪元ID 5ad0b4ef6a≫)) - とてもよかったです!その後話がもっと欲しい! (12月7日 13時) (レス) @page47 id: c7ac99c812 (このIDを非表示/違反報告)
LiLiKa(プロフ) - ましろさん» すみません!ありがとうございます! (2021年7月31日 17時) (レス) id: ef0b88e85e (このIDを非表示/違反報告)
ましろ - 面7話が抜けてますよ (2021年7月31日 2時) (レス) id: e906b0e1fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:LiLiKa | 作成日時:2021年7月8日 22時

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