提案兵長と思い出す私 3 ページ7
リ「Aも声だけは
聞こえていたと思うが、
エルヴィンが俺を呼んでいると
伝えに来たのもメレナだ」
貴「あ……それは、ハルカの後ろにいた
メレナをリヴァイが止めに行った時、二人の
話してる内容で知ったよ。リヴァイ…扉開けて
本人と話したもんね」
リ「あぁ、そして部屋に戻ったら
ガラスの破片が仕掛けられてた。
今ならもう分かるよな?メレナがやった事だと」
貴「うん。意外と近くにいたんだね…
今思うとちょっと怖いな」
リヴァイは言おうかどうか迷ったのか
少し躊躇ってから口を開いた。
リ「……ちょっとどころじゃねぇぞ」
貴「え?」
リ「A…気付いてねぇのか?」
……?
リ「対人格闘術でナイフ、腹に刺さっただろ?
そして中から本物が出てきた。…俺の近くに
置いた木製をお前は取りに行ったか?」
貴「ううん。他の人から__あ、あぁ…! 」
血の気が引いていく感じがした……
__貴方達もまだ取りに行ってないみたいだね。
はい、多めに持ってきたから。どうぞ
貴「メレナから…ナイフ受け取った…… 」
リ「Aとジャンは取りに来てねぇのに
ナイフを持ってた事に気付いたが…親切に誰かが
渡したんだろうと、疑問すら持たなかった…
取りに行ってねぇのに中に本物があったとなると
渡した奴が本物を仕込んでた可能性が高い。
だが、渡しただけじゃ怪我するかどうか
分からねぇ。近くで様子を見ようっていう
心理になるはずだ。メレナは…Aの
近くにいたから、まぁ…それらの事を考えて
あいつだと分かったんだ」
そして私を一瞥し、
悩みながらリヴァイはポツリと呟く。
リ「……Aにも怪我させて、こんだけ人に
危害加えてんのに咎めねぇってのはな… 」
って事は……
貴「…メレナをどうするの?」
リ「エルヴィンには、この一連の出来事を
まだ話してねぇから…ひとまず話して、
どうするかはエルヴィンに任せようと
思ってるんだが、どう思う?」
貴「こういうのは……
エルヴィン団長が決めた方がいいと思う」
リ「なら、早めに言った方がいいだろう。
今から話してくる。分かってるとは思うが…
A、動くんじゃねぇぞ?」
貴「うん」
リヴァイは部屋をあとにした。
____
__
コンコン
リ「…エルヴィン。リヴァイだ」
エ「あぁ、入りなさい」
ガチャッ
エ「…朝から来るなんて珍しいね。
どうしたんだ?」
団長の部屋に入ったリヴァイ兵長は
今まで起きた出来事を話し始めた。
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暇人(プロフ) - 夢主ちゃんは譲らねぇ!作者さんありがとう。神作品作ってもらって。 (2022年12月29日 11時) (レス) @page44 id: 1636cba57e (このIDを非表示/違反報告)
風神真優(プロフ) - アルンさん» もしかしたら本編でもまた出てくるかもですよ♪ (2014年11月6日 18時) (レス) id: 8035d0e0f6 (このIDを非表示/違反報告)
アルン(プロフ) - 風神真優さん» うん!!マルコずっといてほしかった>< (2014年11月6日 18時) (レス) id: e75e72acae (このIDを非表示/違反報告)
風神真優(プロフ) - アルンさん» 本編より多く出てますよね (2014年11月6日 18時) (レス) id: 8035d0e0f6 (このIDを非表示/違反報告)
アルン(プロフ) - 風神真優さん» うん!!マルコ優しいよね^^ (2014年11月6日 18時) (レス) id: e75e72acae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風神真優 | 作者ホームページ:http://id11.fm-p.jp/564/kazakamimayu/
作成日時:2014年9月17日 16時