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いきなり兵長と驚く私 5 ページ44

部屋の中でリヴァイが
Aの髪を拭いている時、

ある部屋ではAの事を
想いながら処理している男がいた。

「はぁ、はぁっ、A…っ!
そこ強く握れ…はぁっ」

茶髪で澄んだ青色の瞳が
妄想のAを映し出す。

Aは言われた通りにそれを掴み
強く握った。

「あっ、いいぞっ。A…動かせ」

その男の言う事に素直にAは動かす。
上下に動かせば硬さは増していく。

部屋の中は男しか居ない。

実際は一人、妄想のAが掴んでる所を
自分で掴んで強く握ったり動かしたりしている。

「はぁ…あぁ、んっ……ああっ! 」

その内、声が大きくなりハッと我に返る。

廊下に聞こえてないか不安になりながらも
続きを再開した。

「っ、はぁ…A。お前の…せいだからな」

強くしたり弱めたりしてポツリポツリ呟く。

「部屋に…戻れば、一回は…これを、やらなきゃ
済まないのはな……それは…この部屋が、
Aが…前、住んでいた…部屋だから… 」

どんどんそれは膨らみ、男は苦しむ。

「ぐっ……Aが…この部屋を、
譲らなきゃこんな事…しなくて済んだんだ。
ここは…A、お前の匂いが、充満してる」

快感に身を委ね、頂点を達した男は
興奮した気持ちを落ち着かせていた。

「お前の…せいで、毎日……部屋に入れば、
その都度ムラムラすんだよ。…どうしてくれんだ」

息を整えると、妖しげな笑みを浮かべた。

「A…お前に思い知らせないとな。
体は体で返してもらわなきゃね」


ガチッ

二つの歯車が僅かに外れた音を響かせた。
時間と共に少しずつお互いが離れていく。
……それは狂い始めに過ぎなかった。



________
fin.



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殿堂入りです♪ありがとうございます(*^^*)


【続編】

リヴァイと私〜離れる2人の心〜part5

http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Leviheityou4/

この小説の続きへ→←いきなり兵長と驚く私 4      ーリヴァイsideー



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設定タグ:リヴァイ , 恋愛 , 進撃の巨人   
作品ジャンル:アニメ
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暇人(プロフ) - 夢主ちゃんは譲らねぇ!作者さんありがとう。神作品作ってもらって。 (2022年12月29日 11時) (レス) @page44 id: 1636cba57e (このIDを非表示/違反報告)
風神真優(プロフ) - アルンさん» もしかしたら本編でもまた出てくるかもですよ♪ (2014年11月6日 18時) (レス) id: 8035d0e0f6 (このIDを非表示/違反報告)
アルン(プロフ) - 風神真優さん» うん!!マルコずっといてほしかった>< (2014年11月6日 18時) (レス) id: e75e72acae (このIDを非表示/違反報告)
風神真優(プロフ) - アルンさん» 本編より多く出てますよね (2014年11月6日 18時) (レス) id: 8035d0e0f6 (このIDを非表示/違反報告)
アルン(プロフ) - 風神真優さん» うん!!マルコ優しいよね^^ (2014年11月6日 18時) (レス) id: e75e72acae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風神真優 | 作者ホームページ:http://id11.fm-p.jp/564/kazakamimayu/  
作成日時:2014年9月17日 16時

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