甘え兵長と素直な私 5 ページ35
何したい?って言われても……
貴「え…// いや、特にないし…
そんな事しなくていいよ」
そう言うとリヴァイは私の腰を引き寄せた。
隙間があったけどそれで距離が縮まる。
リ「本当にねぇのか?何だっていいんだぞ。
例えば、これでもな… 」
チュッ
リヴァイはゆっくり離れる。
貴「……っ//// 」
頬が紅潮してきた。
く、唇にキス…
リ「クス…顔が赤いな」
当たり前だよ…//
例えるって事は、
こういうのでもいいって事だよね。
だったら…リヴァイとキスしたい。
したいって言えば済む話だけど
自分から言うなんて…
前は、メレナのセリフをそのまま
言っただけだから大丈夫だけど、
今回は自分の意思で言う訳だから……
恥ずかしくて言えないよ。
したくても言えなくて黙ったままでいると
リヴァイは目を伏せて言った。
リ「…ないんだったらいいんだ。
別に構わねぇ。この話は無かった事に__ 」
貴「ま、待って…! 」
リヴァイの言葉を遮ると、まっすぐ見てきた。
そんなに見ないでほしい……//
どんどん体が熱くなってくる。
貴「リ、リヴァイと…… 」
素直に言うんだ…!//
貴「キスしたい!/// 」
ぎゅっと目を閉じて返事を待つ。
リ「何だ…あるじゃねぇか」
頬に何か触れる。リヴァイが手を置いたんだ。
リ「A、目…開けろ」
言われた通りに目を開ける。
目の前にリヴァイの顔があった。
お互いの鼻がくっつきそうなくらい。
リ「お前の望み、叶えてやる」
その言葉が聞こえたと思った時にはもう
唇が重なっていた。
貴「ん…// 」
視界にはリヴァイの顔のみを映す。
リヴァイは頬から手を外し、腰に腕を回した。
リ「はぁ……っ」
何度も角度を変えられ、
目を閉じたリヴァイが間近にある…
貴「リヴァ、っ…イ」
時々、目を開き私を見ては閉じるリヴァイの
姿を少し眺め、ゆっくり目をつむる。
気付けば角度を変える頻度が少なくなり
1回のキスは長くなった。
私は一瞬、口を離して空気を吸う。
貴「んんっ!// 」
リ「 !! 」
さっきから受け身だったけど自分からキスした。
貴「っ// …はぁっ、リヴァイ// ……ん」
私はリヴァイの首に手を回す。
怪我が治ったお祝いなんでしょ?
リヴァイとキスしていいみたいだし…
私は素直になりすぎたのか
リヴァイの何だっていいんだという言葉により
自分の欲に支配されてしまった。
貴「ぁ……んん、っはぁ//」
リヴァイともっとキスしたい……触りたい…
229人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
暇人(プロフ) - 夢主ちゃんは譲らねぇ!作者さんありがとう。神作品作ってもらって。 (2022年12月29日 11時) (レス) @page44 id: 1636cba57e (このIDを非表示/違反報告)
風神真優(プロフ) - アルンさん» もしかしたら本編でもまた出てくるかもですよ♪ (2014年11月6日 18時) (レス) id: 8035d0e0f6 (このIDを非表示/違反報告)
アルン(プロフ) - 風神真優さん» うん!!マルコずっといてほしかった>< (2014年11月6日 18時) (レス) id: e75e72acae (このIDを非表示/違反報告)
風神真優(プロフ) - アルンさん» 本編より多く出てますよね (2014年11月6日 18時) (レス) id: 8035d0e0f6 (このIDを非表示/違反報告)
アルン(プロフ) - 風神真優さん» うん!!マルコ優しいよね^^ (2014年11月6日 18時) (レス) id: e75e72acae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:風神真優 | 作者ホームページ:http://id11.fm-p.jp/564/kazakamimayu/
作成日時:2014年9月17日 16時