教える兵長と助ける私 ページ15
リヴァイから話を聴いて驚いた。
貴「1週間の間に王政を
打倒していたなんて…それにエレンと
クリスタ…じゃなかったヒストリアを
取り返して彼女を王女にさせてたなんてね」
聴いてて一番に思った事…
貴「でも…ケニーさんや色々な人と戦った
リヴァイが無事でよかった。
ここ…怪我したけどね」
そう言って私はリヴァイの傷跡に触れた。
リヴァイはその手に自分の手を重ねる。
リ「王を野放しにして巨人に食われる地獄より
人が殺し合う地獄を俺は選ぶ。少なくとも人類
全員が参加する必要ないからな。俺が選んだ
地獄だからこんなもん、どうって事ねぇ」
貴「……人類を優先するのは良い事だけど…
少しは自分の身も心配して?無事だったから
良かったけど全員参加しない分、危険だよ。
…死ぬ可能性だってある。
私はリヴァイに死んでほしくない」
リヴァイは私の手を取り、まっすぐ見つめた。
リ「俺を誰だと思ってやがる。そう簡単に
死んでたまるか。大丈夫だ、A。
心配すんじゃねぇ。……Aも危険ってのに
変わりねぇから…約束する。
俺がAを守る。…絶対離さねぇ。
そして俺が必ず巨人を絶滅させる! 」
私を見るリヴァイの瞳は真剣だった。
貴「リヴァイ… 」
私を守ってくれる……
それは私の望みが叶いやすい言葉。
__リヴァイのそばで戦いたい。
離れなくて済むならすぐに願いは叶う。
でも…
貴「ありがとう。リヴァイ…気持ちは嬉しいよ。
…………けど、私はリヴァイ班じゃない。
だから壁外調査は離れないといけないよ… 」
前の壁外調査でリヴァイ班は
壊滅状態だったから新しく編成してエレン、
ミカサ、サシャ、ヒストリア、アルミン、
ジャン、コニーが新リヴァイ班に加わった。
他の104期兵と私はリヴァイ班ではない。
リヴァイは視線を横に移す。
リ「Aには言い忘れてたが…
怪我さえしてなければお前もリヴァイ班の一員
として共に行動をしていた」
貴「へ?」
リ「…Aもリヴァイ班に入っている」
え…
じゃあ__……
本当にリヴァイのそばで戦えるの?
リ「だから離れる事はねぇ」
…言葉で表せない程、嬉しい。
教える兵長と助ける私 2 ーリヴァイsideー→←驚く兵長と言えない私 5
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暇人(プロフ) - 夢主ちゃんは譲らねぇ!作者さんありがとう。神作品作ってもらって。 (2022年12月29日 11時) (レス) @page44 id: 1636cba57e (このIDを非表示/違反報告)
風神真優(プロフ) - アルンさん» もしかしたら本編でもまた出てくるかもですよ♪ (2014年11月6日 18時) (レス) id: 8035d0e0f6 (このIDを非表示/違反報告)
アルン(プロフ) - 風神真優さん» うん!!マルコずっといてほしかった>< (2014年11月6日 18時) (レス) id: e75e72acae (このIDを非表示/違反報告)
風神真優(プロフ) - アルンさん» 本編より多く出てますよね (2014年11月6日 18時) (レス) id: 8035d0e0f6 (このIDを非表示/違反報告)
アルン(プロフ) - 風神真優さん» うん!!マルコ優しいよね^^ (2014年11月6日 18時) (レス) id: e75e72acae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風神真優 | 作者ホームページ:http://id11.fm-p.jp/564/kazakamimayu/
作成日時:2014年9月17日 16時