驚く兵長と言えない私 3 ページ12
貴「段々、廊下が騒がしくなって
何だろうって思った時だった… 」
____
__
バァンッ!
うわ!?
「きゃー! 」
ザワザワ…
何、今の…銃声!?
さっきの音でざわめきは大きくなり
比例する様に怒鳴り声も大きく聞こえた。
「出頭命令だって言ってんだよ!
銃口を向けられたくなければ早く行け!! 」
出頭命令?…どういう事?
命令だとしても動けない…どうすれば……
ガチャ
医務室の入口が開く音が聞こえた。
「!? 貴方…調査兵じゃない…何しに来た!
それにさっきの音は__う!! 」
ドサ…と倒れる音がして医務室の人が倒れたと
気付いた。そしてすぐに目の前の扉も開く。
入ってきたのは
黒い帽子を被った黒髪の男性だった。
「やはり居たか。
…お前、出頭命令だ。大人しく行きな」
貴「…怪我しているので動けないんです」
「んな事知るか。さっさと動け」
悩んでいるともう一人、中に入ってきた。
「隊長! 全員出頭させました! 」
「そうか。…あいつは居たか?」
「いえ、兵団内には居ないようです」
そう言って出ていった。
最初の黒髪の人は私を見て尋ねる。
「指名手配中の
リヴァイ・アッカーマンって男を見てないか?」
指名手配!? それに…
貴「え?リヴァイが…アッカーマン?」
「……。お前の名前は何だ?あと何期生だ?」
貴「Aです。…104期です」
「一回りくらい年下のガキが呼び捨てか」
あっ…二人の時のまま呼び捨てで言っちゃった。
貴「…あの、貴方のお名前は?」
「俺はケニーだ。A…リヴァイを
呼び捨てにしてる理由は何だ?
陰でそう呼んでるとかか?」
貴「いえ! 兵長ですので呼び捨てにしたく
ないのですけど…兵長が敬語なしの呼び捨てに
しろと…二人の時はそう呼べと言うので
気付いたら今…呼び捨てになっていたのです// 」
ケニーさんは笑い出した。
ケ「ははっ……俺も気に入った。
A、(素直で)かわいいな」
貴「え__!?// 」
チュッ…
頬に柔らかい感触がした。
ケ「気が変わった。Aは出頭しなくていい」
貴「いいんですか!? 」
ケ「あぁ…俺から言っておく。
指名手配にもさせねぇから心配するな」
貴「ありがとうございます! 」
____
__
貴「それで出頭しなくて済んで…
指名手配にもならなかったよ」
他の人は脅して出頭させてたけど…
リ「奴が付けた所は頬のどこだ?」
人差し指で示す。
リヴァイは顔を近付け
チュッ
え!?//
ケニーさんと同じ所にキスした。
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暇人(プロフ) - 夢主ちゃんは譲らねぇ!作者さんありがとう。神作品作ってもらって。 (2022年12月29日 11時) (レス) @page44 id: 1636cba57e (このIDを非表示/違反報告)
風神真優(プロフ) - アルンさん» もしかしたら本編でもまた出てくるかもですよ♪ (2014年11月6日 18時) (レス) id: 8035d0e0f6 (このIDを非表示/違反報告)
アルン(プロフ) - 風神真優さん» うん!!マルコずっといてほしかった>< (2014年11月6日 18時) (レス) id: e75e72acae (このIDを非表示/違反報告)
風神真優(プロフ) - アルンさん» 本編より多く出てますよね (2014年11月6日 18時) (レス) id: 8035d0e0f6 (このIDを非表示/違反報告)
アルン(プロフ) - 風神真優さん» うん!!マルコ優しいよね^^ (2014年11月6日 18時) (レス) id: e75e72acae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風神真優 | 作者ホームページ:http://id11.fm-p.jp/564/kazakamimayu/
作成日時:2014年9月17日 16時