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……SIDE IS エレン……
コ「･･･サシャ、甘い物が食べたい気持ちはわかるけど、それたぶん妄想が生み出した幻想だよ」
サ「･･････！なんてひどいことを」
コ「え、おれそんなひどいこと言ってんの？」
なだめたつもりのコニーが、困り顔で隣のライナーに助けを求める。
ラ「サシャ････とりあえず目の前にある、そのうまそうなパンを見てみろ。お前が食わなきゃ誰が食う」
サシャは一瞬ハッとしてパンを見つめてから、
サ「･･･ほんとですね、頂くとしましょう！」
嬉しそうな笑顔で言い、パンを食べだした。
まるでサシャを操るリモコンでも持っているように余裕で対処し、澄ました顔をしているライナーを、おれは素直に『頼れる･･･』と思ってしまった。
さて、おれも食べよう･･･
サ「それはそうと、Aさん昨日の晩どこ行ってたんですか？」
ぅおぉぉぉぉぉぉぉぉ･･･！
それ聞いてくれるのか！サシャ！
今度なんか甘いもの手に入れたら真っ先にお前にやるっ
「･･････？」
何のこと？という表情でAさんがサシャを見つめる。
サ「夜中に物音で目覚めて、そしたらどこかから戻ってきたような感じのAさんが部屋の中に見えたので」
「あー、湖。ちょっと泳ぎに」
サ「あんな時間にですか？」
「うん、前も、そうしてたんだ」
ハ「でもあんまり遅くならない時間に行った方がいい。体調に響くよ」
「････だね、そうする」
そう笑うAさんだけど、心なしか不自然な笑顔に見えるのは気のせいだろうか。
Aさんが言ってるのが本当なら･･･
じゃあ、あれはリヴァイ兵長と一緒に湖に行って、帰ってきてシャワーを浴びてたってことなのか？
･････････････
よく考えりゃ、シャワー室の前に一緒にいるのを見ただけだもんな。
おかしくは、ないか。
はぁ･･･なんだよ。
え？･･･なんだよってなんだよ。
おれ何期待してんの？
まさか兵長とAさんのカップリング？
だからなんで？
おれはAさんを見つめながら、自分の気持ちに少し気づいた気がした。
ジャンが振られるのを見たとき、少なからず自分も同じようなショックを受けていた。
リヴァイ兵長にはかなわない･･･
そう感じて、なら、いっそのこと、リヴァイ兵長のものになってくれたら、吹っ切れるんじゃないか･･･
いつの間にかそんな風に考えてる自分がいた･･･
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ico(プロフ) - さらさん» ありがとう〜！リヴァイのこと褒められると本当に嬉しいです！見守って頂けるお気持ちに胸アツです、頑張ります！ (2017年11月18日 10時) (
レス) id: 149a9e94bd (このIDを非表示/違反報告)
さら - 続編おめでとう！早速読みました！リヴァイ本当に格好いいです！頑張って下さい！これからも応援します！ (2017年11月17日 21時) (レス) id: 2755443495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ico | 作成日時：2017年11月16日 23時
