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……SIDE IS リヴァイ……
イ「すげえだろ。おれも最初は
後ろから声がして振り向くと、イザークがコーヒーの湯気の立つカップを2つ手にして立っていた。
リ「彼女はこれをいつもしているのか」
イザークの差し出すカップを受け取りながら聞く。
イ「ああ。毎日1日3回、朝昼晩とな。馬に変わった様子があったらすぐに気づくためだ。中々仕事熱心だぜ、あいつは」
その口ぶりと、さっきのAへの絡み方で、イザークのAに対するだいたいの感情が読み取れた。
リ「彼女はいつからこの仕事をしている」
イ「あいつがここへきたのが・・・3年くらい前か。あのロープも自分で全部くくりつけたんだ・・・何を始めるつもりかってみんな疑問に思ってたけど、アレを見てホントに驚いたぜ」
リ「馬は何頭いるんだ」
イ「100ちょっとだな。それをすべてああして見回ってる」
リ「見事だ・・・」
おれはイザークと話しながらずっと、どこかで見たはずのこの動きに似た何かを思い出そうとしていた。
それにしても、あの男たちと対峙したした時の脳内回転、度胸、戦闘慣れした瞬発力・・・
それに加えて今オレが見ている、この卓越した運動能力・・・
第1回目として連れて帰るには、申し分ない素材だ。
こんなに早い段階で見つかるとはな・・・
エルヴィンのしたり顔を想像すると、少々しゃくだが。
イ「なぁ・・・あんた、この町じゃ見ない顔だよな?」
リ「・・・ああ」
イ「やっぱり・・・。じゃあ、問題ないか・・・。あいつ、調査兵団にいたんだ、3年前まで」
リ「・・・・・!!」
おれはその瞬間に、Aの動きの正体が立体機動装置のそれだとわかった。
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萌(プロフ) - 頑張ってください〜 (2017年10月8日 19時) (レス) id: 8d86d6f3b5 (このIDを非表示/違反報告)
いこ先生(プロフ) - 萌さん» 萌さん♪♪ ありがとうございます!めっちゃ頑張ります〜(>▽<)/ (2017年10月7日 8時) (レス) id: ba96530b2c (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - 面白いです!頑張ってください! (2017年10月7日 0時) (レス) id: 8d86d6f3b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ico | 作成日時:2017年10月6日 23時