今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:101,723 hit
小｜中｜大
☆05、おかえり ページ5
・
「おかえり」
「ただいま」
「どした？」
「ん？」
「やけに今日のA
疲れてるんじゃない？」
「そんなことないよ」
「お風呂 温めてあるから入っておいで」
・
彼は
いつも遅く帰る私を
寝ずに待っててくれて
これから始まるすれ違いの生活さえ
こんなに
認めてくれて
おまけに私の仕事に架ける思いも
理解してくれてる人…
…もう どこ探してもいないよね…
暖かい浴槽につかって
頭の中は
追い出しても
また追いかけてくる
あの人を
思い出していた。
・
「潤…」
・
のぼせかかった時
浴室のドアが
開いた。
・
「A、一緒に入っていい？」
「ゴメン…疲れてるから…今日は…」
・
彼からの誘いを
拒み
私は
潤の身体を
思い出そうとしていた。
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 121人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mimi×＊- mie -＊ | 作成日時：2012年5月15日 19時
