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『…んー朝かぁ』
昨日は結局考えすぎて3時くらいまで起きていた。
『解決しない事をグチグチ考えても仕方ない。ふあ〜眠すぎ…今日は平和でありますように』
そんなことを呟きながらAは瞼を擦り洗面所へと向かった。
『…学校行きたくない。』
でも、行かないと凪もなんだかんだ心配するだろうし、それになんか逃げてるみたいで嫌だ。
『まぁ、有紗の言う通り時間が何とかしてくれるわよね。』
そうそうと自分に言い聞かせてAは少し早く家を出ようと思い玄関の扉を開けた。
「おはよう、如月。」
『…えっ?』
何故かウチの玄関の前に今絶対に会いたくないナンバーワンが立っていた。1度悪い夢かもしれないと思いAはドアを思いっきり閉めた。
深く深呼吸をしてAはそっと玄関のドアを開けた。
そこには、紛れも無く御影玲王が立っていた。
「なんだよ、忘れ物か?」
きょとんとした顔をした玲王の顔を見て深く溜息を着いた。
『…何故、貴方がここに?』
「何故って…昨日も言っただろう俺はお前と仲良くなるって」
諦めるだろうなんて思惑は外れてしまった。
もし仮にこの人がいい人だと感じて仲良くなったとしても凪の説得なんて無理。諦めて欲しい…。
『…てかなんで私の家知ってるんですか?』
ふと疑問が頭に浮上したのでAはおそるおそる聞いて見た。
「使えるもんを使って調べた。」
『…しら…べた…。』
やっぱり、この人とは仲良くなれないッ!!!
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蝶華(プロフ) - ひちゃさん» コメントありがとうございます。そう言って頂いてとても嬉しいですっ*.(๓´͈ ˘ `͈๓).*ちょっとずつ更新して行くので見届けてくれると嬉しいです。 (2023年1月4日 7時) (レス) id: a17d0f1e26 (このIDを非表示/違反報告)
ひちゃ(プロフ) - 初コメ失礼します。凪との関係性も玲王との距離感も全部最高の神作品でした、、、!無理せず更新頑張ってください! (2023年1月3日 23時) (レス) @page12 id: abb55eea3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蝶華 | 作成日時:2022年12月31日 7時