検索窓
今日:9 hit、昨日:397 hit、合計:170,910 hit

30 ページ31

「…よっ…ほっ」

凪は移動教室の視聴覚室でぽちぽちゲームを始めた。
移動教室面倒臭いなぁと思い元々は行く気も無かったのだが幼馴染に『移動するっ!!』って怒られたので渋々視聴覚室まで足を運んだ。


「ねぇ、凪くん…」

あまり聞きなれない声が聞こえると思い凪は一旦ゲームを中断してキョロキョロ周りを見渡すと背後に小柄の女子がいた。

えっと…この人はたしかAと最近よく一緒にいる…。なんて頭でうーんと考えていると思い出したと思いなんの用だろうと首を傾げた。

「…あーえっと霧崎さんだっけ?…どうかした?」

「A探してるんだけど知らない?」

「A?一限終わったらすぐ教室出ていったけど…一緒じゃないの?」

霧崎さん探しにそそくさ出ていったと思ったけど違ったのかなんて思えば有紗は百面相しながらキョロキョロ周りを見渡した。

「どうしよう…もしかしたらA、他クラスの女の子に絡まれてるんじゃ…。」

Aと似てるなぁなんていつも百面相してる幼馴染を思い出せば霧崎さんも面白い顔してるなぁなんて失礼なこと考えながら口を開けた。

「大丈夫だよ…Aって以外にタフだし。あの玲王に啖呵切るような奴だよ。」

「…ふふったしかに。」

有紗は少し考えて確かにそうかもしれないと思い啖呵切ってる所想像つくなと思えばクスクス笑った。

『ちょっとあんた達楽しそうね?』

話題になっていた幼馴染が背後から現れたので少しビクッとするもいつものAだなと思えば安心した。

「Aっ!!心配したんだよっ!!どこ行ってたの?」

『いや、ちょっと…色々ありまして。』

「……」

有紗に抱き着かれているAを見て凪は少し違和感を覚えてじーっとAを見た。

『…どうしたの凪?人の顔じっと見て』

「いや…いつもより顔赤いから大丈夫風邪?」

「たしかに!!保健室行く?」

『…っ!?あー…ちょっと調子悪いかもね…保健室は大丈夫。』

ぷいっとそっぽ向く幼馴染に凪は首を傾げた。

31→←29



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (119 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
483人がお気に入り
設定タグ:ブルーロック , 御影玲王 , 凪誠士郎   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

蝶華(プロフ) - ひちゃさん» コメントありがとうございます。そう言って頂いてとても嬉しいですっ*.(๓´͈ ˘ `͈๓).*ちょっとずつ更新して行くので見届けてくれると嬉しいです。 (2023年1月4日 7時) (レス) id: a17d0f1e26 (このIDを非表示/違反報告)
ひちゃ(プロフ) - 初コメ失礼します。凪との関係性も玲王との距離感も全部最高の神作品でした、、、!無理せず更新頑張ってください! (2023年1月3日 23時) (レス) @page12 id: abb55eea3f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:蝶華 | 作成日時:2022年12月31日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。