完璧少女はヤンデレンに好かれています 3

六十七話 夢主暴走した…… ページ22

Aside

もう嫌だ

自分を隠すのに疲れたよ

姉「早く逃げましょう A」

「嫌です

私はもう誰も傷付けたくないのに
霊歌さんだって………
傷つけようとした………!」

レン「A………!」

「嗚呼、うるさいうるさいうるさいう
るさいうるさいうるさいうるさい！

どうして誰もわかんないの！？

どうして誰も気付いてくれないの！？

私だって普通に生きたいよ！！

完璧じゃないのに完璧と呼ばれて

出来損ないなのに……!!

心から笑いたいのに！！

笑うことさえ許されなくて！！

正直になることも許されなくて！！

自由すら許されなくて！！

人を傷付けることしか出来なくて…！

もう嫌なんだよ！！！」

………疲れたよ

…………辛いよ

口から血が垂れてきた……

意識が………………

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