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六十五話 ページ20

目が覚めるとそこは暗い空間

何の音もしない

頭痛も無い

腕も自由です

そして









目の前に僕が立っていた

『いつまで生きているの?』

「僕の命が尽きるまでです」

『生きる価値はあるの?』

「……………」

『生きる意味は何?』

「……………」

『皆、私のこと覚えてるの?』

「……………」

『願いは何なの?』

「………愛されたいです」

『願いは一度でも叶ったの?』

「………無いです」

『生き続けて叶うと思ってんの?』

「……………」

『叶うと思ってたの?』

「…………」

『誰から愛されたいの?』

「誰かに愛されたいんです」

『狂愛でもいいの?』

「…………」

『狂って曲がった愛でもいいの?』

「…………」

『レン君は私を愛してるよ?』

「…………」

『やっぱり嫌なんだね』

「…………」

『どっちにしても変わんないよ』

「………」

『私は愛されない』

「……」

『何をやっても出来損ない』

「……そうですね」

『完璧を演じてるだけ』

「……そうですね」

『孤独は嫌い』

「……」

『愛されたいと願う』

「……」

『でも…愛される訳が無い』

「……」

『私は嫌われてるから』

「…」

『世界に拒まれてるんだよ私は』

「………愛して……」

「愛されない僕なんていらない」

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四桜月 輝夜 - 面白かったです(*´ω`*) (2014年7月4日 19時) (レス) id: d75facb3f1 (このIDを非表示/違反報告)
紫蝶々 - しょうがないじゃないですか。こうするしかないので…… (2014年4月8日 17時) (レス) id: d7394cd074 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - 紫蝶々さん» いや、ばれるっしょ。 (2014年4月8日 12時) (レス) id: 2c1913f6a7 (このIDを非表示/違反報告)
紫蝶々 - バレた? (2014年4月8日 7時) (レス) id: d7394cd074 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - 小説の最後……消失ネタやん (2014年4月8日 7時) (レス) id: 2c1913f6a7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫蝶々 | 作成日時:2014年2月8日 10時

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