土方の双子の姉は真選組総長で元最強攘夷志士

32:…喧嘩しに行くんですか… ページ37

次の日

…ん？もう一回お願いします

近藤「だから…お妙さんが柳生九兵衛って言う者に結婚させられそうになってるから助けに行く！」

『…お妙さん？』

土方「万事屋にいるメガネの姉だ。近藤さんはそいつに惚れてるんだよ」

『…ストーカーするのは嫌われるぞ…』

柳生家か…確か…龍谷家より格下のはず…

近藤「と言うことで仕事を休ませてもらいたいんだけど…」

『…ちょい待て。』

ピッ

『あ、紅蓮？ちょっと聞くけど柳生家は龍谷家より地位は下だったよね？…うん。…え？当主は女の子！？…あ、男の子として育てられたのか…うん。結婚を申し込まれたのが知り合いの姉でね…うん。雪にも言ってくれる？うん。迎えに行くからついて来て欲しいって。ありがとう』小声

ピッ

『…後で私も向かう。とりあえずいってきな』

近藤「アカツキちゃん、ありがとう！」

『ついでにトシと総悟も行け。私が行くまで時間稼ぎしろ』

土方「…わかった」

沖田「わかりやした。姐さん」

ｽﾀｽﾀ

『…龍谷家は将軍の分家だから格上なんだよな…』

よく攘夷戦争に出れましたね…龍谷さん。しかも第一攘夷戦争の天王だったのに幕府の幹部にいられるのだからどれだけ地位が高いかが分かる。

『…さて、多分銀時も行ってるんだろうな…』

だって銀時はいつも仲間想いの奴なんだから…

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