好き？×７ ページ9
貴方「ふふ、ごめんごめん。でも話すことなんて何にもないよ」
国木田「夕崎。敦と一緒にこの依頼行ってこい」
唐突に封筒を渡された。
敦くんと？
貴方「何で私？」
国木田「まだ敦はお前に慣れてないだろうからな」
貴方「仲良くなれとね。はいはい。行ってくるよ」
まぁいい機会だろう。
可愛い子と仕事できる日が来るなんて！
何て幸せな仕事を国木田様はくれるんだろう。←
太宰「国木田くん、私は？」
国木田「留守番だ」
太宰「えー！私もAと一緒に居たいー」
わーわーと駄々をこねだす太宰の頭を数回撫でてやる。
これで大人しくなるのは把握済なのだ。
太宰は私が大好きで仕方ないやつなんだもん。
貴方「静かにしてるなら蟹缶、買ってあげてもいい」
太宰「静かにします」
ちょろい。
顔と思考は大人らしいくせに精神年齢低いもんなぁ…。
貴方「じゃ、行ってきまーす」
敦「あ、行ってきます！」
どうやら依頼と言ってもこの封筒を軍警に届けに行くだけらしい。
何の書類が入ってるのやら…。
敦「あの、それ持ちますよ」
貴方「大丈夫だよ。これくらい」
敦「そうですか…」
封筒一つは荷物には入らないよ。
でも心遣いは有難い。
彼、根っからのいい人だ…。
貴方「で、先刻も言ったけど、話すことなんて何にもないよ？」
敦「じゃあ聞いてもいいですか…？」
貴方「何でもどうぞ」
敦「夕崎さんの異能って…」
貴方「見たでしょ？ノワール。あれだよ。まぁあれ天使なんだけどね。彼奴を呼び出すの」
敦「天使だったんですか…！」
貴方「そうだよ」
敦「全然そんな風に見えませんでした。羽もないし…」
貴方「そうでしょ。でもね、羽は見ない方がいいよ。彼奴の羽は罪に染まりかけてるから」
敦「どういうことですか？」
貴方「機会があったら見せてあげる」
敦「はぁ…」
そんなこんなで書類を届け来た道を戻る。
特にこれといった話をしたわけでなく、敦くんが探偵社に入る前の話や私がいない間の太宰の話等を笑い半分に聞いていた。
するとふと敦くんが足を止めた。
貴方「どうかした？」
敦くんの目線の先には何時か見たことのある黒い外套、白い肌。
「邪魔だ。人虎。道の真ん中で止まるなと教わらんかったのか」
敦「何で芥川がここにいるんだよ」
芥川「任務だ」
貴方「へぇ。マフィアが任務で街中にねぇ」
今まで気づかなかったのか、無視してたのか一度も此方を見なかった目が私を見た。
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自殺したい - 返信ありがとうございます！！私も今初めて小説を書いていますが難しいですね、、、。中３の頭ではキツいです、、。 (2017年10月30日 23時) (
レス) id: 97c9eaf3cf (このIDを非表示/違反報告)
紅野(プロフ) - 自殺したいさん» ありがとうございます…！最近はペースが落ちてきてますが気長に待ってもらえると有難いです…！ (2017年10月25日 23時) (レス) id: b65496d137 (このIDを非表示/違反報告)
紅野(プロフ) - 味の素さん» 返信遅くなりましたが、ありがとうございます…！ (2017年10月25日 23時) (レス) id: b65496d137 (このIDを非表示/違反報告)
自殺したい - めっちゃいい話ですね。。。大好き｡｡ 太宰さんがかっこいいーー!!泣いちゃいました。何回見ても飽きな！！ これからも頑張ってください！ 続きを楽しみにしながら腕に包帯を巻いておきます！！！ (2017年10月25日 16時) (レス) id: 97c9eaf3cf (このIDを非表示/違反報告)
味の素(プロフ) - 更新がんばってください！応援しております！ (2017年10月1日 22時) (レス) id: d5befd4dfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅野 | 作成日時：2017年8月25日 23時
