黒の組織の蝶No.2

ベリーが41つ ページ3

Aside






ジ「テメェの兄についてだ」


兄？私に兄なんて居ないはず、

まさか！？





ジ「テメェが潰した組織に殺されたやつのことだ」


「、あの人がどうかした？」


ジ「あいつが何であの日殺されたか知ってるか？」

兄さんが殺された理由？

ジ「テメェのせいで死んだんだよあの男は」



「はっ、」

私のせい？

確かにあの日兄さんは私を殺さない為に死んだわ
でもそもそも兄さんがあの場にいたのは私のせい？


「どういうこと？」


ジ「テメェの親はあの組織の裏切りもんだった
あの組織が保管する情報を盗んだんだよ
俺たち組織にも関係する世界を動かす情報をな
そして組織は裏切り者の娘を探しだし殺そうとした
だが、見つけ出す前にあの男がテメェを匿っていた
だからテメェを誘き出そうとしたんだよ」



私の親が裏切り者だった？
私を誘き出す為に兄さんをあんな目に？


ジ「本当の目的はテメェが持ってる情報を手に入れる為テメェを見つけ出し殺そうとしただけだがな」



私が持ってる情報？

「情報も何も私は何も持ってないわよ」


ジ「いいやテメェは持ってる筈だ
例えばテメェがいつもしてるそのネックレス
誰から貰ったんだ？」




ネックレス？
これは兄さんが死ぬ1年前の私の誕生日にくれたもの






待って、兄さんはあの時何って言ってた？



『A、このネックレスは世界で１つのとても重要なものだ、沢山の情報が入ってるんだ大切にしろ
無くしちゃダメだぞ？」

『俺はAに全てを託してこれをやる
このネックレスの秘密を知っても誰にも言ったら
ダメだ、分かったな？」









世界で１つ、沢山の情報、ネックレスの秘密
私が忘れてただけで、このネックレスは
世界でただ１つの情報を記録するネックレス？
それがネックレスの秘密？


この世界を動かすほどの情報が入ったもの


ジ「思い出したか？そのネックレスの飾りは
持ち主しか開けない
ネックレスが記録する情報、それがあれば
あのお方の願いも叶う！」




「私がNOCだと言う情報を掴んだって言うのは
罠だったわけね」


ジ「わざわざ調べてもやったんだぜ？」




少し予定が狂ったけど、そっちがそのつもりなら
遠慮なく潰してやるわよ




「いくわよ零！」




零「あぁ！」





カチっ

ボンッ！！！

零に仕掛けてもらってた煙幕を爆破させ
その間に合流する！

ここはビルの地下室
外は公安が民間人を非難させてる
巻き込む事なく捕まえられるわ




ジ「なっ！ バーボンテメェ！」

ウ「あいつNOCだったのか！」

キ「コルン！二人を追うよ！」

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