【そらる】嘘が好きなんでしょ？

＃16 ページ18

「じゃあ、手始めに"そらる"と呼んでもらおうか」
　
　
　
「だ、だから聞いて....//////」
　
　
　
「どうせ他に相手作らないんだから、減るものもないし」
　
　
　
「ははっ、私の相手になるとでっ....！？」
　
　
　
「ね?」と優しく囁き、私の腕を掴んで聞くまで離しそうにない
　
　
向けられる、妙に真剣な表情にドキッとした
　
　
　
「そ、そっ....そらる//////」
　
　
　
「俺もAって呼ぶから、しばらくは一緒に同居ね」
　
　
　
「嘘....ですよね？」
　
　
　
「ホント！....これから一緒に寝るのも、食べるのも、あわよくばお風呂も一緒」
　
　
　
「最後の言葉で、一気に失せました」
　
　
　
「そんな変態扱いしないで、一切入る気もないから」
　
　
　
「ま、嘘ですが....」
　
　
　
「嘘....ってことはOK！？」
　
　
　
嘘をついたはずなのに、恥ずかしさがつのった
　
　
　
＿＿＿＿神様。嘘つきにも良い事は起こるのですね

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