あんスタの恋愛小説 (ページ8)

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直したいとおもわないか？ページ8

私は今まで心の中にためていたことを全て北斗君に言った。北斗君は、ずっと一生懸命聞いてくれて。
(北斗)「そうか、そんなに辛いことがあったのだな。Aの気持ちも分からずに、触れてしまって悪かった…」
A「ううん。大丈夫。それに…北斗君に全部話せて良かった。少し気持ちが軽くなったよ。
(北斗)「A、その苦手、直したいと思わないか？」
A「え？」
(北斗)「こんな気持ち、ずっと抱えててもダメだと思う。きっとこの先、ずっと触れられるのに怯えて生活していくだろう。それは嫌だろ？だから、俺に協力させてくれ。」
えっ、それって…触れられるんだよ、ね。確かにやだけど… っ…
(北斗)「嫌なら無理にとは言わない。ただ、それでいいのか？それに…Aの悲しむ顔、見たくない…」
A「えっ…それっ、て…」
(北斗)「あっ、いや、今のはなんでもない。気にしないでくれ。ただ…もしAに直したい気が少しでもあるなら…俺は全力で手伝いたい。」
A「～っ…」
触れられるのは怖い…でも。北斗君なら大丈夫な気がする。一回、やってみようかな…
(北斗)「どうだ？」
決めた。怖いけど…
A「やる。やってみる。」
(北斗)「そうか。」
と言って、北斗君は、ニコっと笑った。

A「～っ…」
あれ、なにこの気持ち…顔が熱い…っ！

こうして、私と北斗くんとの苦手を直す特訓(？)
が始まった。