【呪術廻戦】意外と喋るクールな先輩、実は馬鹿 (ページ33)

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クール77 ページ33

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夜蛾「一応聞くが…1人で行けるか」

『頑張ります』

高専を卒業してはや4ヶ月
足はすっかり治ったとは言えないが、まぁ歩けるしリハビリもした

そして、4ヶ月ぶりの任務

ではなく、一旦実家に顔出します
はい、

もうすっかり暑くなって、東京のアスファルトが蜃気楼を発している…このまま溶けそうだ

歩くだけでボタボタ汗が垂れる
とりあえず暑すぎ

早いとこ田舎に帰って少しでも涼みたい

『…(電車アッッッツ！！汗臭いし、、ん？誰かシーブ〇ーズ使ってんな？？匂い混ざるてやめろや)』

ざっくり言うと電車の中は最悪だった

人が多くて暑いし、臭いし、痴漢はいるし、蠅頭は湧き放題だし、指名手配犯はいるし、どんだけ目立ちたがり屋だよって話だ

ちなみに痴漢されてたのは私じゃなく、私の後ろのカワイイ系DKだった

2回も警察と話させよって……私服だったから職質はされないものの、、ふぅ

疲れたぁ、でも、まだまだ、あるよ〜♪
らんららーん楽しいな〜、おっとｶﾞｼｬｰﾝ
危なかった〜♪

やばい、ループがきた
実家着くまでに何とか切らな…らんららーん楽しいな〜おっとｶﾞｼｬｰﾝ

あ''ぁ！！ループ！！！

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何度か乗り換えを重ねて、やっと実家の近くの田んぼの近くのとある古民家の近くのコンビー二エンストーアまできた

ハッキリ言うと、若干遠い
ふと携帯を見るとメッセージと電話が合わせて100件以上…

そして家に帰るまでは圏外
安定の田舎っぷりに少し安心した

呪霊の被害もなさそうだ

よし、近所(？)のおばちゃんおじちゃんに道を聞こう
何年ぶりかなぁ…元気にしとるかいなぁ…

「あら？えっ、もしかして雪乃波さんちの嶺凰ちゃんかい！！」

『あっ、お久しぶりですサエコさん
よく分かりましたねぇ何年ぶりですかホントに』

サエコさんに会った
私と同い年の息子がいるから、小さい頃はよく遊びに来てたっけな

「中学卒業してからすぐ東京行っちゃったから楓斗が会いたがっとったんよー
今呼んできちゃるわ！嶺凰ちゃんぼっこ綺麗になっとるけえ楓斗喜ぶで〜」

『いやいや、私多分老けたんで』

「楓斗ー！！ちょっと降りてきー！嶺凰ちゃん来ちゃってんよ〜」

サエコさんが２階に向かって叫ぶと、ドタドタドタッと階段を降りてくる音がした

「えっ、ホンマに来とるが！久しぶり雪乃波」

『久しぶりじゃなあ佐野(たすくの)！何歳になったん？？』

幼馴染との再会にテンションが上がる