【呪術廻戦】意外と喋るクールな先輩、実は馬鹿 (ページ29)

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クール74 ページ29

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3月9日

レミオ□メンの日になってしまった今日
私は人生の中でおそらく2番目になるだろう大失態をおかした

どうしても無事には終わらせてくれないようだ
なんて日だ！！←

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夜蛾「すまんな、今日も任務だ」

午前8時夜蛾学長に呼ばれて任務を言い渡された

『いえ、それくらいが丁度良いですよ』

硝子「えっ、嶺凰さん今日も任務なんですか？」

『そうみたいだ』

硝子「帰ってきたらみんなで飲みましょう…！」

『あぁ』

夜蛾「お前もか、嶺凰…」

『…っす。行ってきます』

夜蛾「誤魔化すんじゃない！帰ってきたら説教だ」

聞こえませんね、はい
可愛い硝子と一旦お別れかぁ
というかみんなと一旦お別れかぁ…やーだーやーだー

まぁそんなの関係なく、呪術師の仕事は入る
人の命がかかってる
医者と一緒(違う)

「ここです、今日は数が分かっていないので充分注意してください」

『あぁ、ありがとう(どーゆー事だ、上層部
ウッタエルゾ！！)』

いかにも廃墟らしい廃墟
肝試しに来る輩がわんさかいるせいで数が特定できてないらしい

今日も人間がいるかもしれないから
気をつけないと

「あ''ー！！」「助けてくれ！！」「何アレ！」
「どれだよ」「見えねーのか？！」

いやがったなスリルを味わいに来て殺されかけてる輩ども

カツカツカツッ

厚底ブーツが音を鳴らす

「ひっ！！」「だだだ誰だ！！」「ハァッハァッ」
「大丈夫だろ、ここ有名な場所だし人だろ」

『ちゃんと生きてる人間だ、お前ら4人で来たのか？』

「た、助けてくれ！！お願いだ！」
「俺ら4人だけど、それがどうかしたか？お前も来たのか、無駄足無駄足」
「いるって！変な化け物が！」

「ｷｷｯキタァァアノｫｫｫｵ？」

『(国から？？)…静かにしろ、襲われても知らない』

「はっ…」「やばい…殺される」
「お前ら幻覚でも見え始めたのか？」「違うって」

『黙れ』

「(オーラがやべぇ)」「(霊媒師か？)」
「(胡散臭っ)」「(この人なら…)」

どこぞの「ルールルー」呪霊を目視できる3人と、できない1人
厄介だなぁ

『(気象操術晴天)』

呪霊の前から
スピードと術式で相手に攻撃の隙を作らない

「アギャッアツイィ！！」

『…(結構粘り強いなコイツ
もっかい折り返すか)』

今度は呪霊の後ろから切り返してもう一度

『(気象操術晴天)』

「ヤァァァ！！」

『ふぅ…』

「後ろ！！」

油断した…