クール63 ページ18
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『いや、関東…』
甚爾「何か文句あんのかよ」
『あっ、、(あれ?この人もしかして初対面??)』
甚爾「おい何か喋れよ さっきまでの饒舌さはどこいったんだよ」
『いえ、(饒舌さは少しブラジルに行っておりまして…)』
甚爾「まぁいい 入れ」
そう言ってちょっとボロボロなアパートの2階の部屋にお邪魔した。
まず1つ思ったこと……掃除しろや
もう1つ思ったこと……お前の子供赤ちゃんやないかい
『…ダーティー』
甚爾「あ?俺の家だからな 文句ねぇだろ」
『(文句しかねえわボケナス)』
甚爾「おいその目やめろ」
『…子供が赤ちゃんなら先に言っといてください
まず(汚ったない空気をこんなキラキラベビーちゃんに吸わせる訳にはいかないので)掃除しましょう』
甚爾「ちゃんとゴミひとつにまとめてんだろ?」
コイツ…掃除の何たるかをまるで分かっておらん
ソ〇ィー呼んだ方がいいな あの動く城の掃除を1人でやってのけたんだから
どうやら気付かぬうちに死んだ魚の目で伏黒甚爾を睨んでいたようで、「その目で見るな」と言われた。
『私は掃除するんで、その赤ちゃんと一緒にお散歩してきてください 終わったら連絡します』
甚爾「お前俺の電話番号知ってんのか?」
『…いえ』
直後、私の元に紙切れが降ってきた。慌てて避けると、
甚爾「避けるなよ…それ俺の電話番号
終わったらかけろ」
『御意』
普通避けるよね?
伏黒甚爾はすんごいスピードで赤ちゃんを連れてどっかに行ってしまった
・
『…なんですかその目』
甚爾「いや、もうちょい楽しみたかったなぁと」
『パのつくところ行ってました?もしかして』
甚爾「おぉ」
『(掃除機アタック!)』
心の中で叫びながら、弁慶の泣き所を目掛けて掃除機アタックした。
(甚爾「お前そんな事考えてたんだな」
19歳嶺凰「掃除機アタック ナメんなよ?」
甚爾「避けたけどな」
19歳嶺凰「次は雑巾アタックだからな」
甚爾「汚っ」
19歳嶺凰「おい」)
『適当に片付けましたけど、文句は言わないでください。傷つくので』
甚爾「分かった分かった で、コイツどうすればいいんだよ」
『とりあえず粉ミルク用意してるんで飲ませてください(コイツ言うな)』
甚爾「…どうやって」
『ありえんのんだけど?おまっ、え?テメェの子だろ?』
甚爾「ハイ」
とりあえず私自慢の死んだ魚の目で伏黒甚爾を制し、家事育児の仕方を1から1000くらいまで教えた←
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作者名:鷲わし | 作成日時:2021年9月29日 0時