【LDH】愛される最年少【E-girls】

公 演 初 日 . ページ16

Flowerメンバーは、福岡に来ていた


Flower Theater 初日、福岡サンパレスの公演のためだ


既にリハーサルも終わり、後は本番まで待つばかりだ



真波「 今日は、Flower Theater 初日です 」




メンバーで円陣を組み、真波が全員の顔を見渡しながら言う



真波「 ここまで来るのに、つらいこと楽しいことそれぞれあったけど、花時計に負けない、花時計を超える素敵なパフォーマンス、歌声をファンの皆さんに魅せましょう っ !!! 」


すっと真波が息を吸う



真波「 せ ー の っ !!!!! 」



「「「「「「『 For one power go Flower オー !!!!!!!!! 』」」」」」」



「 いえ ー い っ ！ 」など、言いながらメンバー全員で気分を高める




いつも、緊張して不安そうにしてるAに気付いてくれる希が、ぽんっと肩に手を置いて微笑んでくれる



希「 がんばろ ー ね、A 」



『 希さん ... っ 、頑張りましょう !!!!! 』



幾らか気持ちが楽になったAは、まず萩花に近づく



『 萩ねぇ 、２度目の公演がんばろね 』



ふっと、口元を緩めてAの頭を撫でる萩花



満足そうに、次は伶菜の元へ行き、伶菜の手を取り、よろしくお願いします！ と言う



伶菜「 こちらこそ 、一緒に頑張ろう ? 初日、最高のパフォーマンスを魅せるため 」



もう本番が始まるのだと、言い聞かされているようだった



『 ... っ、はい 』



Aは、噛み締めるように、ゆっくりと頷いた


幕が下がったステージに誘導され、自分の立ち位置に立つ


しばらく待つと萩花のナレーションの声が聞こえてきた

観客席に声が上がる


心臓が大きく跳ねて、止まらない


大きく息を吸ってメンバーの顔を見回した




すっと幕が上がり、お客さんの顔が目に飛び込んできた ____

思 い .→←親 バ カ .

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