◇No27 ページ30
ガラッ
瀬名「……はーっ！ギリギリセーフ！！」
鹿島「アウトだよ！！」
走ってきた勢いで、教室に駆け込んだ俺
……でも、そこにはユノが
鹿島「……全くもう。今日はたまたま、猿田教官が遅れてるからセーフだけど……」
え、マジ？なら、やっぱりセーフじゃん
A達ともう少しいてもよかったんじゃ？
まぁ、とにかく自分の席に着いた
猿田「皆、遅れて悪いな」
そこへ、急ぎ気味で猿田教官が入ってきた
あっぶねぇ……
あと少し遅かったら怒られてたや
教官の手には、かなり分厚い冊子
猿田「これを取りに行っていてな。
今日は抜き打ちテストをする！
……50点届かなかった者には、このテキストを解いてもらうからな」
うえぇ！？抜き打ちテストなんてあるのかよ……！？
皆は慣れているようで、落ち着いている様子
……って俺、絶対無理じゃんか！！
猿田「はじめっ」
うわっ！！とにかく、空欄埋めないと！！
カリカリと鉛筆の動く音だけが、教室に響いた
また、新しい二つの物語も回り始めてようとしていた……
ーーーーー
ーーーー
ーーー
……一方その頃、港
「……やっとついたー！」
一つ、響いた明るい声
潮風になびく赤く長い髪
「……よぉ」
また一つ、小さく響いた低い声
青い海に目立つ、短い白銀の髪
「顔を会わせるのは久々だな。……シュリ」
「そうだねー。コハク、久しぶり！」
二人の回りを飛び交う、数羽のカモメ
「……感動の再会のところ悪いんだけど、手続き済ませていいかしら」
「！……わかば。あぁ、頼む」
突如ふらりと現れた彼女
仕事、とは言え、手付きがゆっくりだ
小林「『鳥居シュリ』、性別女、優勝経験は四回、
……車椅子の為、情報科への転入希望。で、間違いないわね？」
淡々と話す姿は、まるで機械のよう
鳥居「……そうだよー」
彼女は、今にも壊れそうな、造られた笑顔を向けていた
また一人、罪のない子供が取り込まれた
……こうして、悲劇の渦は大きくなっていく
勿論、誰一人その存在に気付かぬまま……
〜〜〜
どーも！作者ですっ。
私立一応受かりました！
し・か・し！！
公立はまだなのですよ……。
なのでまだ、更新は遅いです。
ですが、これからもこの作品、
そして作者をよろしくお願いします！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あくび娘 - 面白かったです！更新頑張って下さい！！ (2015年1月7日 19時) (
レス) id: 7e2f9e3de1 (このIDを非表示/違反報告)
キャッツアイ(プロフ) - 天原チョコさん» あ、そういえばそうでしたね……中学、義務教育だ((神威大門並に厳しい学校は、あんまり聞いたことないですね……。まず、私立中学の友がそんなにいないので(ｰｰ;)私立中学へ合格して行った方々は、みな仲が悪かった人達ばかりでして……。ハイ(( (2014年12月4日 19時) (レス) id: 817a661f50 (このIDを非表示/違反報告)
天原チョコ(プロフ) - キャッツアイさん» 神威大門ほどではないけど、厳しいです。まあ、中学は義務教育だからってことで中学生から退学ってのはないですけど…。うん← (2014年12月4日 19時) (携帯から) (レス) id: a2d9d882d5 (このIDを非表示/違反報告)
キャッツアイ(プロフ) - 天原チョコさん» 私立！？中学で私立……(ﾟДﾟ)が、頑張ってください！！なんとしても、退学は！！私もテスト悪いので、凄く危なっかしいのですが((1だけは、1だけは取らないように、頑張ってください！！中学の私立って、厳しいんですね……。(普通に市立でした) (2014年12月4日 17時) (レス) id: 817a661f50 (このIDを非表示/違反報告)
天原チョコ(プロフ) - キャッツアイさん» 勿論、大丈夫じゃないです。私の学校は私立なんでねぇ…。[１]を中学生のときに三回ついたら退学です。私はまだ１ついてませんけど…。←授業態度でなんとかまぬながれた (2014年12月4日 17時) (携帯から) (レス) id: a2d9d882d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：キャッツアイ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kyattuai/
作成日時：2013年4月17日 20時
