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メガネくん救出するぞ! ページ3

放課後─

キーンコーンカーンコーン

やばい。結構ギリだった!

早くしないとメガネくん助けられないよー!

急がないと!

バッグをひったくりのようなスピードで奪って
これ以上ないってぐらいのスピードで走る。

それでも頭は冷静。

あのメガネくん、どうやって助けようか?

あの信号を渡らせなければセーフだよね?

じゃあ何かで気を引いて止まらせればいいのか

『わぁ!』

?「きゃぁ!」

女の子とぶつかっちゃった!

ショコラブラウンの可愛い髪をした子だった。

『ごめんなさい、急いでて!』

?「だ、だいじょぶです!
こちらこそごめんなさい!」

『ほんとにすいませんでしたっ!
それじゃ、さよなら!』

?「え?あっさよなら、、、。」

本当はちゃんと謝りたかったけど!

時間ないんだってば!

怪我もなかったみたいだし、いいよね?

そのままかっ飛ばしてあの信号に来た。

『よし、あとはメガネくんを待つだけ!』

そして、何気なく右を向く。

『ってわぁっ!』

びっくりしたぁ、、、

だってあのメガネくんがいたんだもん!!

メガネくんはは?何?みたいな相当お怒りな
お顔でこっちをにらんでくる。

は?こっち今から
あなたのこと助けるんですけど?

怪我してもいいんですか?

なんてことは言えるはずもなく(泣)

ん?

って待って!

私の隣にメガネくんがいるってことは、
次信号が変わった時、ここを渡る。

ということは!?

私は素早く左を見る。

信号無視する予定のトラック発見!

だんだんこっちに近づいてくる!

そして信号が変わり、、、!

『わぁぁぁぁ!!!!!』

慌てる私を変なものでも見るような目で見た
メガネくんは、トコトコ歩いていく。

ヤバいっ!!!!

『ま、待って!!!』

そう感じた私は走っていってメガネくんの腕をつかみ、思いっきり引っ張った。

─ブゥーン─────

その目の前をトラックが
猛スピードで通り過ぎる。

そして、また猛スピードで走り去っていった。

『はぁ、、、。』

私はほっとしてその場にしゃがみこんだ。

今までたくさんの人を事故から救ってきたけど
こんな危機初めてだよ。

「おーい、君たち、だいじょぶかー?」

近くを通りかかったおじさんが聞いてくれた。

メ「はい。だいじょぶです。」

その時、初めてメガネくんの声を聞いた。

男の子っぽいカッコイイ声だった。

そしてメガネくんはくるっと振り返ると、

メ「信号、変わるから下がるぞ。」

と言った。

あ、ソウデスネ。

救出成功!→←メガネくん



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カタツムリ - この作品面白いです (2021年3月22日 20時) (レス) id: 6d691f3685 (このIDを非表示/違反報告)
NaNa(プロフ) - 面白いです!無理せず更新頑張ってください! (2021年2月28日 21時) (レス) id: a34363a5e2 (このIDを非表示/違反報告)
なっち@うるる巫女花見あおぞら。:°??*(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます!3日1ペースですが頑張ります! (2021年2月4日 15時) (レス) id: 8cb8225128 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - すごく面白いですね!更新頑張ってください。 (2021年2月3日 23時) (レス) id: 16578cedfa (このIDを非表示/違反報告)
なっち@うるる巫女花見あおぞら。:°??*(プロフ) - シーエル目つぶしさん» ありがとうございます!更新再開予定です(*^^*) (2021年1月19日 16時) (レス) id: 8cb8225128 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なっち | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Ririn/  
作成日時:2020年11月23日 18時

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