トキをみる者は知っている

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答えが決まった瞬間、
いきなり前の光景が消えて元に戻ってきた。

途端にふらっときて近くのジャングルジムに
掴まる。

予言って、長ければ長いほど、本人に
ダメージが加わるの。

相当体力？精神力？みたいなのを使うみたい。

これほど長いの見たの初めてだったから
ちょっと立ちくらみしちゃった。

彩「A？だいじょぶ？」

小「ずっと遠くを見て立ってて、
いきなりよろけるからびっくりしたよ。」

へぇ、予言見てる時ってそんなふうに
なってるんだ。

そりゃあ、心配になるわけだね。

他のみんなもちょっと心配顔。

だから私はにっこりして言った。

『ううん、だいじょぶ！
ちょっとバランス崩しただけ！』

本当はまだ頭ぼーっとしてるんだけどね。

耳も飛行機乗った時みたいになってる。

彩「そうなんだ、良かったぁー。」

彩は安心してくれたけど、
他のみんなは信じてないって顔。

あー、頭いい人はめんどくさいなぁ、、

若「で？答えは？」

あ、そうだったね！

『ぜひ、よろしくお願いします！』

みんな納得って顔。

、、その表情。

こ、断ってたらどうなってたんだろう、、、

上「ところで若武、なんでAを
誘ったんだ？」

確かに私も気になってた。

若「カッズは後に海外遠征も良くするように
なる。その時の通訳が必要だと思ってな！
それに、普段の事件でも役立つだろ！」

海外にも行くんだね、カッズって。

意外と本格的！

彩「それじゃあA！頑張ろうね！」

『おおー！』

2人で盛り上がっていると、

上「まず、脅迫状事件の解決、だろ。」

あ、ハイ。

ソウデシタ。

神様恨むぜっ！→←今、なんと？？

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