*煌めく星の光は知っている*

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皆の視線が聡くんに集まる。

その視線に聡くんは気づいていないのか、
私の後ろにいる皆には目もくれず私に近寄って来る。









｢やっぱり！
先輩こんな遅い時間にどうした……あぁ！

塾ですね！秀明の！｣









こんな遅い時間まで……、という聡くんの手にはコンビニの袋が握られていて……




コンビニで買い物してきたのかな?
そう私は考えた。









｢いやー、俺ツイてるなー。
親の買い出しに嫌々でてきたんですけど、先輩に会えたんですもん！

親に感謝です！！｣









あはは、とはにかむ聡くん。


皆の視線にはやっぱり気づいていない様で……


というか、皆の事自体気づいてない?









｢そうだ、先輩！
こんな遅くに一人は危ないっすから、送らせてください！｣







一人じゃないよ、聡くん……

私の後ろに心強い男子が五人いるよ……









｢さ、行きましょ 先輩！｣






｢え、あ、ちょ、さとる く……｣
｢ちょっと、待てよ、｣









｢若武……｣







｢良くやった若武せんせ、｣
｢話がどんどん進んでいくんだから……｣
｢つか、俺らの存在に気づいてねぇだろ、｣
｢展開が面白そうだね、｣









｢?……あれ、先輩?この人たちって





…………いつからいたんすか！?｣









………とりあえず、



何もこの展開 面白くないよ 翼………

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