*煌めく星の光は知っている*

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握手しあった私たち、


だけど、急に聡くんは顔を真っ赤にする。







｢あわわわわ！
す、すみませんっ！！｣







………え、どうしたの?









｢うわーっ、
すっごく恥ずかしいこと言った！

でも、悔いはない！｣








……悔いはない って、聡くん………



たまに、分からないこと言うよね 聡くんって。









｢さ、さ！
お、遅くなりますねこれ以上は！


い、急ぎましょっか！｣









.






　




｢先輩！
今日はありがとうございました！


あ、あのっ！｣






私の家に着いたところで、
聡くんが言い出しにくそうに何かを言う。









｢どうしたの?｣






｢えっと、その…
こ、今週の土曜って空いてますか！?｣








今週の土曜……?

秀明 は、休みだから………









　
｢うん、空いてるよ?
それが、どうかしたの?｣









私がそう答えると、ぱあっと明るくなった。



凄く分かりやすいなあ………









｢ど、土曜！
良かったら一緒にでかけませんか！?｣







｢え?｣







｢ダメ、ですか?｣









うーん……

……でも、せっかく誘ってくれたんだから、





｢良いよ、行こう｣








｢ほ、ホントですか！?｣







私は頷く。







｢じゃ、じゃあ、土曜日！
えっと……11時頃にここに向かいに来ますね！！｣







｢良いの?｣







｢はい！
危ないですから！｣









…………危ない?


｢え、う、うん?
わかった、11時ね。｣



危ないって 本当に何が?









｢ありがとうございます！
じゃ、じゃあ！｣







｢送ってくれてありがとう、じゃあ、またね！｣









……………









………危ないって、分からない………

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