北山さんとの恋。2

隣の席の北山くん ページ3

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dTVのCMがすきすぎて、
参考にして書いております。笑
最初の場面はそれをイメージしてお読みいただけると
よりお楽しみいただけるかもしれません！♡

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「今日からみんなに新しい仲間が増えます。

じゃあ、自己紹介お願いね」









みんなの視線が一気に自分に集まる。








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『はじめまして…





転校してきました、田中Aです。



よろしくお願いします…』






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そう、今日から私は新しい学校に転校してきた。




知らない土地で、知り合いが1人もいなくて、


とっても不安なんだ。





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「じゃあ、席は北山の隣な。」


『はい。』








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そう言われて自分の席に向かう。





北山くんという人の席は、


廊下側の後ろから２番目。









みんな私を好奇の目で見ているのに、


北山くんはボーッと前を見てて、


1人だけ興味がなさそう。








でもお隣さんだし、とりあえず挨拶しよう、と思って






北山くんに向かって







『田中です、よろしくね。』



と挨拶するも、






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「……。」




一瞬ダルそうにチラッてこっちをみたかと思えば、




そのまま何も言わずに前を向いてしまった。







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感じ悪っ。









でも、一瞬正面から見た顔が



あんまりにかっこよくて、









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「…おい、見んなよ。」




『あ…ごめん。』







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北山くんが、もっかいだるそうにこっちを見て

言葉を発するまで





彼の顔に見惚れてしまっていた。





初対面の人をじろじろ見るなんて、



絶対印象最悪だ…








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感じ悪いのに、めっちゃイケメンな人。






これが、彼の第一印象。

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