知念side ページ6
知念side✩.*˚
知「あ、宏太!」
薮「知念!来たんだ!」
知「うん!」
薮宏太僕の数少ない友達
バーのマスターをやっている
まぁ、本業は情報屋なんだけどね
ある日いつものようにバーで飲んでいると
宏太の表情が少し曇った様に見えた
知「どうかした?」
薮「知念アイツには気おつけろ」
知「え?アイツ?」
振り向くと金髪で整った顔をしている
男がいた
その時から僕は涼介に心惹かれていた
知「宏太知り合い?」
薮「殺し屋だよ」
知「殺し屋?」
薮「そうだから気おつけろ」
知「…」
薮「まさか、アイツのこと…」
知「うん、」
薮「やめとけ!」
知「なんで!」
薮「知念はアイドルなんだぞ?」
知「それがどうしたの?」
薮「アイドルと殺し屋だぞ?」
宏太の言いたいことは分かる
アイドルと殺し屋が付き合っていることが
バレたら
僕が危険な目にあうそう言いたいのだろう
知「宏太だって殺し屋の彼女いるじゃん!」
薮「俺は情報屋だからいいんだ!」
知「じゃアイドルやめる!」
薮「はぁ…伊野ちゃん達に言ってみろ」
知「伊野ちゃん達なら分かってくれるもん!」
薮「絶対反対するぞ」
知「伊野ちゃん達はそんなことしません!」
薮「とにかく俺は反対だ!」
知「宏太のわからず屋!」
宏太が僕のことを心配してくれてるのは
分かってる
僕に危険な道を歩んで欲しくない
宏太はいつも僕のことを可愛がってくれた
僕が1人の時も
何があっても宏太は僕を捨てなかった
宏太には感謝してる
でも好きになってしまった。
それからあの人に会うために
毎日バーに通いつめた
仕事で疲れてる時も
朝早くから仕事があっても
バーへ足を運んだ
薮「知念ちょっと店開けるな」
知「はーい」
宏太は店の裏へ行き
情報屋として働いている
今日はドラマの撮影で
意地悪をしてくる女がいたから腹が立っていた
いつもは宏太に止められるけど
今は宏太がいない
勢いに任せて飲んでいた
?「こんばんは」
話しかけてきたのは
僕が惚れた殺し屋だった
酔っているフリをして接した
女が見たら悶絶するほど
ぶりっ子をしていた
山「家まで送りましょうか?」
正直これがチャンスだと思った
知「家…ヤダ、」
山「俺ん家来ますか?」
涼介は耳元で囁くように誘ってきた
その誘いに僕は乗っかった
何も言わず頷いた
それから涼介と甘くて熱い夜を過ごした。
44人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「山田涼介」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:腐った脳みそ | 作成日時:2020年8月14日 5時